久保建英、古巣バルサとの一戦

久保はさかのぼると、10月31日のベンチ入り不出場に終わったオサスナ戦以降、バジャドリード、ビジャレアル、レバンテ、ベティス、そして今節バルサ戦と5試合連続スタメン出場、さらに直近のレバンテ、ベティス、そしてバルサ戦では3試合連続フル出場を果たしている。そのバルサ戦でも、試合序盤から攻撃を活性化、左足の鋭いクロスを中央へ入れたり、速攻に抜け出した久保にセルジ・ロベルトがたまらずイエローカード覚悟のファールで止められたり、左サイドからカットインし右足シュートもありと、“違い”を作り出していた。

AS紙マジョルカ担当のガブリエル・フォルテサ記者は、「ビセンテ・モレーノ監督がバルサ戦の前に、『タケはバルサ戦へやる気をみなぎらせている。でもバルサ戦だけではない。いつも、全試合だよ』って言っていたよ」と。さらに「だから問題は負傷のラゴ・ジュニオールが帰ってきた時だね。誰かはスタメンから落ちる。でもタケはよくやっているよ。チームメイトもみんな彼の姿勢、プレー、やる気に満足している」とさらなる活躍に太鼓判を押した。

文：J SPORTS 編集部