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12月1日から更新頻度を「週1回」に変更した「しゅ〜くり〜む ら ブログ」ですが、今後の基本構成といたしましては以下の様な内容を勝手に考えております。
①主要レースのプレビュー(レース約1週間前)
②CCRウィークリーニュース(レースプレビューがない週など)
③3分でわかるシリーズ(ビッグレースのコース情報など)
④その他(ポエムなど)
ということで今回は、この1週間のニュースの中から栗村が選んだ話題を一言コメント付きでご紹介する「しゅ〜くり〜む ら(CCR)ウィークリーニュース」をお届けしたいと思います!
◯アラフィリップがツールの総合優勝を狙いたいとほのめかす
「もちろんチームと話しをする必要があるが、一度は本気でマイヨジョーヌに挑戦してみたい。やらずに後悔はしたくないので」と改めてアラフィリップがマイヨジョーヌ狙いに意欲をみせました。
→CCRコメント
先日、近い将来ジロに挑戦したいと口にしたアラフィリップですが、やはり心の奥底にはマイヨジョーヌがある様です。但し、モニュメント全制覇を含めてやれることが多い選手なだけに目標を絞り込むのが大変そうですね。贅沢な悩みを持つ29歳の世界チャンピオンです。
◯ドゥクーニンク社がアルペシンのサブスポンサーに
2021年までルフェーブル氏のチームのメインスポンサーだった「ドゥクーニンク社」が同国のライバルチームである「アルペシン」のサブスポンサーになることを発表しました。
→CCRコメント
原因はどうやら炎上キャラが定着した感のあるルフェーブル氏の女子レースに対するネガティブ発言だった様です。口は災いの元ですね...。
◯クベカのメインスポンサーは未だ見つからず
メインスポンサーが見つからずに来季のチーム体制が未だ不透明なクベカですが、引き続きライダーGMがスポンサー獲得に奔走しているとのことです。
→CCRコメント
「アフリカの子供たちに自転車を!」という素晴らしいチームコンセプトを持つクベカですが、NTT撤退後はスポンサー探しにずっと苦労し続けています。すでに多くのトップライダーが他チームへ移籍してしまいましたが、ポッツォヴィーヴォなどを中心にライダーGMを信じて待っている選手も少なくないのでなんとかチーム消滅は避けてほしいところです。
◯カヴェンディッシュがクイックステップ・アルファヴィニルと契約延長
2020年末に引退の危機に立たされながらも2021年のツール・ド・フランスで奇跡のステージ4勝を飾り2度目のマイヨ・ヴェールを獲得した36歳のカヴェンディッシュが2022年の契約延長を無事に勝ち取った模様です。
→CCRコメント
ルフェーブル氏の本音としては今季限りでの引退を勧めていた感はありましたが「マークが希望する"おとぎ話の延長"を奪いたくなかった」という親心が優ったようです。恐らく2022年がラストシーズンとなる雰囲気ですのでカヴの活躍を応援したいですね。
◯マチューさまもマイヨヴェールを狙う?
先日ファンアールトが2022年のツールでマイヨヴェールを狙う意向を示しましたが、これに対してアルペシンの首脳陣は同チームのフィリップセンもしくはファンデルプールのどちからが来年のツールでマイヨヴェールを狙うことを示唆しました。
→CCRコメント
永遠のライバルである「ワウトvsマチュー」の対決の場がまた一つ増える形となりました。来年のツールでは中間スプリントポイントにも多くのお客さんが集まりそうな感じがします。
◯ルフェーブル氏出資の会社が女子チームをサポート
ルフェーブル氏が共同所有する人材派遣会社「Experza」が、2022年からオランダの女子育成チームであるNXTGレーシングをサポートすることが発表されました。
→CCRコメント
今回のCCRWN3度目の出演となるルフェーブル氏。「女子チームは設立しないのか」という問いに対し「私はボランティアではない」といった趣旨のコメントをして炎上してしまい、更にその影響(かは分かりませんが...)でドゥクーニンク社を失ったとみらているルフェーブル氏。しかし、すぐに女子チーム支援の発表する辺りが氏らしい感じがします。ルフェーブル氏は実は過去にも女子チームへ出資した経験があるとのことです。口は災いの元ですね...(2回目)。
◯ワウトさまシクロクロス開始&どろんこ勝利
自転車競技界のマルチタレントである「ワウト」「マチュー」「ピドコック」の自転車御三家が本職のシクロクロスシーズンを迎え、まずは12月4日にベルギーで開催されたスーパープレスティージュで「ワウトvsピドコック」の戦いが繰り広げられました。結果はワウトが得意するコースで2位に1分40秒の大差をつけて優勝を飾っています。膝に不安のあるピドコックは7位でのフィニッシュとなりました。
→CCRコメント
シクロクロス出身の自転車御三家である「ワウト」「マチュー」「ピドコック」の3名が今年も原点のシクロクロスシーズンに突入します。3名に共通しているのは観る者を魅了する攻撃的なレーシングスタイルです。シクロクロスは高強度短時間決戦であり、本来であればオフであるはずのこの時期に彼らの力と力のぶつかり合いを観戦できるのはとても幸せなことです。
栗村 修
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。 17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。 引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。
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