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今年はここまで体感的にも暖かい秋〜冬が続いていましたが、ここへきて一気に気温が下がり、やっと冬らしくなって参りました...
冬といえばマラソンを中心としたエンデュランススポーツの季節でもありますが、サイクリングはランニングよりも速度域が高い(風を受けやすい)ので、同じエンデュランススポーツでありながら一般的には夏のスポーツとされています。
しかし、サイクリング用ウェアの進化や、地球温暖化の影響もあり、冬にサイクリングを行うことが一昔前に比べてだいぶ快適になってきました。
とはいえ、やはり寒いなか自転車に乗って冷たい空気を浴びるという行為は、特にカラダが温まっていないと辛く感じてしまうのも事実であります。
ということで今回は、冬のサイクリングについて、メリット、デメリット、そして対策などを簡単にまとめてみたいと思います。
◯冬のサイクリングのメリット
・炎天下のなか走る夏に比べて快適な環境下で長時間運動を続けることができる
・気温が低い方が消費カロリーが大きくなるのでダイエットに効果的
・空気が澄んでいて気持ちが良い
・冬の空気と大自然との調和が美しい
・行楽地などでも車が少なめ
・水のガブ飲みが減るので胃腸への負担が少ない
・脚を出さなくて良いので毛を剃る必要がない
◯冬のサイクリングのデメリット
・出発前の着替えが面倒(寒い上に装着アイテムが多い)
・カラダが温まるまではとにかく寒い
・顔や末端部分などカラダが温まっても冷える部位がある
・空気が乾燥しているので風邪をひきやすい
・ウェアチョイスを間違えると厄介(暑すぎたり寒すぎたり)
・上りと下りの温度調整が難しい
・雨が降ると地獄となる
・日照時間が短い
・コンビニなどでの休憩後の走り出しが辛い
・落車するとウェア代が高くつく
・トイレが大変
◯冬のサイクリングの対策
・重ね着の必要がなく温度差にも対応する最新ウェアを揃える(高価だが...)
・出発前に室内で軽くカラダを動かし温まってから外へ出る(怪我の予防効果もある)
・保温機能のあるボトルを使い暖かい飲み物を入れる
・補給食をしっかり用意しコンビニ休憩などの回数を減らす
・練習後に喉や鼻の洗浄やケアを行う
・雨が降りそうな日は室内練習に切り替える
・日が短くなるのでライト類は充実させる
自分自身は現役時代冬のトレーニングは結構好きでした。ということで、皆さんも快適かつ安全な冬のサイクリングをお楽しみください。
栗村 修
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。 17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。 引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。
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