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本日、チーム発足10シーズン目を迎えた「宇都宮ブリッツェン」のプレゼンテーションパーティーに出席してきました。
10年という歳月は、短いような、長いような、みる尺度によっていろいろな感じ方がありますが、それでも「宇都宮ブリッツェン」というある意味でパイオニア的存在のチームにとっては、すべてが順風満帆の時間だったわけではないのは間違いありません。
3シーズン目を迎えた2011年のポスターに書かれたキャッチコピーを思い出します。
「先頭を牽くのは辛い。前例を作るのも辛い。でも、俺達ならやれる。(廣瀬GM作)」
「宇都宮ブリッツェン」というチームの基本スピリットがこのワードに凝縮されていると感じます。
チームが誕生した当初、周囲に期待感はそれなりに溢れていたものの、近しい関係者の目というのはどちらかというと「冷ややか」なものが多く、その当時に現在のチームの姿を想像できていたひとというのは殆ど皆無だったと思います。
それでも、逆境を跳ね返しながら、そして常に「楽しむ」という気持ちを忘れずに進み続けてきた結果が、いまのチームを創り出しているのは間違いありません。
「宇都宮ブリッツェン(運営会社:サイクルスポーツマネージメント社)」が現在手掛けている主な事業を改めて以下に挙げてみます。
・プロチーム運営(宇都宮ブリッツェン)
・アマチュアチーム運営(下部組織/ブラウブリッツェン)
・発掘育成チーム運営(ブリッツェンステラ)
・レース運営(ジャパンカップ/JBCF関連レース/シクロクロス/ほか)
・イベント運営(ロングライド/各種パーティー/ほか)
・社会貢献事業(自転車安全教室/介護予防事業/講話/ほか)
・グッズ製作販売
・各種指定管理者事業(サイクリングターミナル/宮サイクルステーション/ほか)
・ほか
現在の年間の売上高は約2億円に達し、そして雇用(選手以外にも約15名を雇用)も生み出しおり、企業としても立派な規模に成長しています。
栗村 修
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。 17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。 引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。
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