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どうもこんにちは。最近、 『フランス人は10着しか服を持たない(厳密に言うとちゃんとは読んでいませんが...)』 的な発想に妙に影響されている栗村です。
◯モノはあまり持たない
◯気に入ったモノを長く使う(もしくは何度でも同じモノを買う)
◯モノは常にキレイにする
◯必要なくなった(もしくは当面使う予定のなくなった)モノは感謝してすぐに手離す
◯私服の制服化
◯服や靴などはすべてネットで買えるようにする(ブランドやサイズを固定)
無駄な時間と労力と支出が減り、とても効率的で良いですね(こういったミニマリスト的な発想は経済と雇用にはマイナスに作用するのでしょうが...)。
一方で、ファストファッションを取り入れれば取り入れるほど、トレンド(モノを売り続けるために半ば強制的につくりだされている販売戦略的なトレンド)に大きく振り回されることになります。
時代遅れにならないレベルでトレンドを取り入れ、自分らしさ(個性)は守り、販売戦略的トレンドに過剰に振り回されない、その結果カッコイイひとというのはきっとバランス感覚が優れているのでしょうね。
サイクルロードレース用のウェアにも時代ごとに様々なトレンドが存在してきました。以下、代表的なものをあくまで主観ですがいくつか挙げてみます。
◯色
かつて:派手/グラデーションデザイン/色数多い
現代:モノトーン/原色/シンプルデザイン/色数少ない
◯形状
・袖/ショーツ/ソックス
かつて:短め
現代:長め
・着丈
かつて:長め
現代:短め
・フィット感
かつて:ルーズ
現代:タイト
◯サングラス
一周しました(リバイバル中)
◯ヘルメット
かつて:お釜風
少し前:エイリアン風
現代:お釜風(リバイバルではなくてエアロ形状追求の結果)
ファッショントレンドはなかなか奥が深いですね。但し、カッコイイ(強い)ひとが身につけるとそれが正義になる傾向があるようです。
栗村 修
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。 17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。 引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。
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