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先日オランダで開催されたUCIワールドツアーの 『アムステル・ゴールドレース』 に於いて、日本の新城幸也選手(ユーロップカー)が10位に入るという快挙を成し遂げました!
新城選手はこれまでも数多くの優れたリザルトを残して我々をいつも驚かしてくれましたが、今回の成績は間違いなく彼自身にとっても、そして日本のロードレース界にとっても最高の成績だったといえるでしょう。
ちなみにこれまで新城選手が残してきた主なリザルトは以下の通りです。
2014 Amstel Gold Race(1.UWT) 10位(春/メジャークラシック)
2013 Tour du Limousin(2.1) 総合2位(秋)
2012 Tour du Limousin(2.HC) 総合優勝(秋)
2010 Paris-Tours(1.HC) 5位(秋/約80名の集団ゴール)
2010 World Championships Road Race(WC) 9位(秋/約25名の集団ゴール)
2010 Giro d'Italia(GT) Stage4 ステージ3位(3名で逃げ切り)
2009 Tour de France(GT) Stage2 ステージ5位(集団ゴール)
2009 4 Jours de Dunkerque(2.HC) 総合9位(春)
※レースクラスは開催当時の表記
今回は“10”という数字なので、これまで新城選手が残してきた“それ以上”の数字に負けてしまっている様に感じる方々もいらっしゃるとは思いますが、アムステル・ゴールドレースで10位はとてつもなく凄い結果なのです。
これまでの新城選手のリザルトも非常に驚異的ではありますが、彼が得意としている秋の時期のレースというのは、やはり春に比べると各選手のコンディションは違いますし、世界選手権についても強豪国からの出場選手数が減るので同様に春のメジャークラシックよりかは入賞の可能性が高まります。
そして、グランツールのステージ順位もこれまたあっぱれではありますが、やはりガチンコ真っ向勝負とは少し内容が変わってきます。
しかし、今回のアルデンヌクラシックは251kmの行程の中に34の丘と1,000のカーブが含まれ、集団内で“脚を貯める”という行為などまったくできず、更に多くのプロチームが万全の体制で、ベストメンバーで、更に秋とは比べものにならないコンディションで名立たるトップ選手たちが挑んでくる頂点の戦いなのです。
そこであの位置でゴールしたということは、少し大袈裟かもしれませんが 『世界で10番目の脚を見せた(アルデンヌ系のワンデーレースに於いて)』 という言葉を使ってもあながち間違いではありません。
これまでも新城選手は日本人レーサーとして数々の扉を開いてきましたが、今の新城選手はこれまでの新城幸也を更に大きく凌駕しています。
完全にステージが切り替わったような、そんな衝撃的な瞬間を目撃した夜でした!
栗村 修
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。 17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。 引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。
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