人気ランキング
コラム一覧
ジャパンカップ期間中の10月19日(土)夜にオリオンスクエアにて発表いたしましたように、今期限りで宇都宮ブリッツェンの監督を退くことになりました。
後任として、かつて 『エキップアサダ』 で、選手及びスポーツディレクターとして活躍した経験のある清水裕輔氏が新監督に就任いたします。
また、正式なポジションなどはまだ決まっていませんが、私自身も引き続き宇都宮ブリッツェンと契約し、チーム運営に関わる部分の作業は継続していく予定です。
一方、2014年1月1日からの半年間契約で、『ツアー・オブ・ジャパン』 の副イベントディレクターに就任いたします。
立派な肩書をいただきましたが、まずはレース運営の勉強をしながら 『ツアー・オブ・ジャパン』 というレースの将来に少しでも役立っていければと考えております。
自分のなかに夢や想いはありますが、1月1日からの半年間はこれまでの経歴などを一旦リセットし、新人として謙虚にレース運営サイドの経験を積んでいきたいと思います。
宇都宮ブリッツェンの監督に就任してからの4年間、ブログでの情報配信も自分の仕事の一部と捉え、未熟ながらも様々なことを皆さんにお伝えして参りました。
『口は災いの元』 『沈黙は金なり』 といったことわざがある通り、情報を積極的に配信するということは相応のリスクを背負うことになります。
ブログでの記事、メディア出演の際の一言一句、その全てにリスクが存在しています。
直接相手と何かがあったわけではなくても、この数年で自分を避けるようになった人の数はゼロではありません。
そんな“人の変化”を感じた時というのは、その都度ある種の孤独感と向き合わなくてはいけません。
業界外の人脈は広がった一方で、業界内には一定のラインを感じるようになったのも事実です。
キレイ事を言うつもりはありませんが、同じ世界に飛び込んだ方々のことは今でも皆真の仲間だと思っています。
だからこそ、マイナスな部分から目を背け、慣れ合いの果てに自滅していくことはなんとか回避しなければならないとずっと感じてきました。
これまでも正義を振りかざして力尽きていった人の数は決して少なくありません。
自分も常にギリギリ感を感じています。
来季は、現在の頻度とスタンスを維持しての情報配信からは少しだけ開放されるはずです。
その分、次の挑戦へのエネルギーが増えることを期待したいところです。
一先ず12月31日までは宇都宮ブリッツェン監督ですので、それまではしっかりと役目を果たしていきたいと思います。
栗村 修
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。 17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。 引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
Cycle* UCIシクロクロス ワールドカップ 2025/26 第2戦 フラマンヴィル(フランス)
11月30日 午後11:00〜
-
Cycle* UCIシクロクロス ワールドカップ 2025/26 第1戦 ターボル(チェコ)
11月23日 午後10:10〜
-
【2025シーズン一挙配信!】史上初のアフリカ開催!Cycle*2025 UCI世界選手権大会 男子エリート ロードレース
9月28日 午後4:40〜
-
Cycle* J:COM presents 2025 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム
11月9日 午後2:30〜
-
10月11日 午後9:00〜
-
【2025シーズン一挙配信!】Cycle*2025 パリ~ルーベ
4月13日 午後6:05〜
-
【2025シーズン一挙配信!】Cycle*2025 ツアー・ダウンアンダー 第1ステージ
1月21日 午後12:30〜
-
Cycle*2025 宇都宮ジャパンカップ サイクルロードレース
10月19日 午前8:55〜
J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!
