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サイクル ロードレース コラム 2011年10月16日

残酷な現実

しゅ~くり~むら by 栗村 修
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本日開催された「JBCF輪島ロード」に於いて、ルビーレッドジャージを着る増田選手が落車し、鎖骨、肩甲骨、肋骨の3箇所を骨折する大怪我を負い、残念ながらリタイアとなってしまいました。

この結果、2011年のJプロツアーチャンピオンは昨年に引き続いてシマノの畑中選手が獲得。

我々にとっては残酷な現実に直面する一日となってしまいました。

増田選手はこのあと金沢の病院に移送されて手術を受けます。

オーストラリアの「Jayco Herald Sun Tour 」は、先程メルボルン市内でのクリテリウムを終えて全日程が終了。

辻、初山の2選手が完走を果たしました。

選手たちはこのあと自転車などの荷造りを行い、今夜3時にホテルを出発してメルボルン空港に向かいます。

ステージレースが終わった直後は開放感に包まれることが多いですが、今は増田選手の容態が心配で皆表情は暗いです。

そして帰国したらすぐにジャパンカップです。

増田選手の今シーズン中の復帰は恐らく難しいでしょう。

彼のためにもチーム全員でがんばらなければなりません。

必ず乗り越えます。

栗村 修

中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。 17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。 引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。

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