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サイクル ロードレース コラム 2011年7月28日

レース報告会

しゅ~くり~むら by 栗村 修
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昨日、宇都宮競輪場のシアターホールに於きまして『2011シーズン宇都宮ブリッツェン第1回レース報告会』を開催いたしました。

会場には100名以上の支援者やサポーターの方々にお集まりいただき、今シーズンのレース結果などを映像を使ってご紹介。

また、選手一人一人がここまでの感想とシーズン後半戦に向けた抱負などを語り、いつもチームを支えて下さっている支援者の皆さんへ生の声を届けました。

自転車ロードレースは、スタジアムスポーツと違って地元でのレース観戦のチャンスはそれほど多くありません。

「応援はしてるけどなかなかレースを観れる機会が少ない」という支援者の方々のリクエストに応えるカタチで昨シーズンから開始したレース報告会ですが、この様なイベントを通じて改めて『伝えることの重要性』を再認識しました。

スポーツというのは、自分自身が実際に「行う」ものと、娯楽として「観る」ものの二種類があります。

宇都宮ブリッツェンは、この「行う」と「観る=応援する」という両面を皆さんにご提供するべく日々努力しておりますが、「観る」に関しては、練習をしてレースに勝っただけでは何一つ完結しません。

メジャースポーツであればあるほどチームは「広報」により時間とお金を注ぎ込みます。

ですから、宇都宮ブリッツェンはレースで勝つことと同じくらい「伝える」という作業にエネルギーを費やしています。

しかし、チーム的にみても、日本のレース界全体でみても、まだまだ「伝える」という部分では改善しなければいけないところは山ほどあります。

このスポーツの魅力を少しで多くの方々に伝えるべく、今後もチーム全体で色々なことにチャレンジしていきたいと思います。

栗村 修

中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。 17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。 引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。

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