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ミランは今大会区間3勝目、通算区間4勝
獲得標高150m、完全フラットな移動ステージはリッチョーネからチェントまで179km、海沿いから内陸へと入っていく。オフィシャルスタートが切られるとアンドレア・ピエトロボン(ポルティ・コメタ)、マヌエーレ・トロッツィ、アレッサンドロ・トネッリ(ともにVFグループ・バルディアーニCSF・ファイザネ)と、プロチームのイタリア人3人が困難なチャレンジを挑んでいく。メイン集団はスーダル・クイックステップ、リドル・トレック、アルペシン・ドゥクーニンクの牽引で1分半程度のタイム差で追いかける。
ふたつの中間スプリントポイントはピエトロボンが、インテルジロはトロッツィが先頭通過。残り距離62.2kmでコーナーを曲がるとメイン集団はマグナス・シェフィールド(イネオス・グレナディアーズ)が先頭でペースアップ、集団は縦に伸び30人程度の後ろで分断された。フィリッポ・ガンナ(イネオス・グレナディアーズ)、ジュリアン・アラフィリップ(スーダル・クイックステップ)らが猛烈に加速していく。
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【限定】【スタート~フィニッシュまで】Cycle*2024 ジロ・デ・イタリア 第14ステージ (英語コメンタリー版)
配信期間 : 2024年5月18日午後8:30 ~
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配信期間 : 2024年5月18日午後9:00 ~
後続に取り残されたのはマリア・チクラミーノ着用ジョナサン・ミラン(リドル・トレック)、マリア・アッズーラ着用シモン・ゲシュケ(コフィディス)、フェルナンド・ガビリア、ナイロ・キンタナ(モビスター)、ローレンス・ピシー(グルパマ・FDJ)、ルーク・プラップ(ジェイコ・アルウラー)、ボトルを運んでいる最中だったヴァランタン・パレパントル(デカトロン・AG2Rラモンディアル)など。総合上位勢は難を逃れたものの、リドル・トレックは一刻も早く挽回しなければならない。
悪夢のような全力疾走は20km続き、街中に入ったところで追いつくことができた。集団が落ち着きを取り戻した残り距離31kmでマルティン・マルチェルージ(VFグループ・バルディアーニCSF・ファイザネ)とドリース・デポーテル(アンテルマルシェ・ワンティ)が飛び出す、この試みはスプリント態勢に入ったメイン集団にラスト10kmを切ったところで飲み込まれた。
スーダル・クイックステップが先頭で集団を牽引、リドル・トレックが主導権を取り返しバーレーン・ヴィクトリアスのラインも姿をあらわす。直角コーナーをリドル・トレックが先頭でこなしフラムルージュ、ガビリアが早駆けるもミランが力で圧倒し今大会区間3勝目、鮮やかなスプリントトレインを見せつけた。
「チームが素晴らしい仕事をしてくれた、自分を完璧な位置まで運んでくれた、チームのみんなを誇りに思う」ミラン、ステージ勝利後インタビュー
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