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サイクル ロードレース コラム 2024年5月16日

【ジロ・デ・イタリア2024 レースレポート:第11ステージ】ジョナサン・ミランがスプリントで今大会2勝目 平均時速47.171kmの高速レースを制し「チームメートの力があってこその僕の勝利」

サイクルロードレースレポート by J SPORTS 編集部
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「みんなで勝てたことが本当にうれしい」とチームでの勝利を強調


プロトンはこのステージからイタリア半島を北上。とりわけ、アドリア海沿いへ出てからは強い追い風を受け、レーススピードはかなりの速さとなった。終わってみれば平均時速は47.171km。最後はスプリンターによる競演となったステージ優勝争いは、ポイント賞の証であるマリア・チクラミーノを着るジョナサン・ミラン(リドル・トレック)が制した。第4ステージに続く今大会2勝目。大会序盤戦から好調をキープし続けている。

「チームメートの働きは僕の想像をはるかに超えたものだった。スプリントに向けてベストポジションに運んでもらえた時点で成功したも同然。この勝利はチームメートの力があってこそ。僕を信じてくれる彼らには心から感謝しなければいけないね。僕が一番にフィニッシュして彼らが喜ぶ顔を見られるのが何よりもハッピーだよ」(ミラン)

先頭グループを形成したトマ・シャンピオン、エドアルド・アッフィニ、ティム・ファンダイケの3人

207kmの長距離ステージは、トマ・シャンピオン(コフィディス)のファーストアタックで幕開け。そこにエドアルド・アッフィニ(ヴィスマ・リースアバイク)とティム・ファンダイケ(ヴィスマ・リースアバイク)が追随した。

ヴィスマ・リースアバイクはこの日の朝、ここまで個人総合5位につけ、ヤングライダー賞の首位を走ってきたキアン・アイデブルックスを体調不良により離脱させることを決定。前日にはオラフ・コーイも失っており、総合・スプリント両エースを欠くことに。そして何より、大会前半で離れた2人に続き、これで半数の4選手がリタイア。昨年、全グランツール制覇を果たしたスーパーチームが一転して窮地に立たされている。

それでも、レースは続く。3人の逃げは集団に対して2分前後のタイム差で進行。というよりも、メイン集団がその差を維持しながらコントロールしていたと見るべきだろう。74.5km地点に設置された第1中間スプリントポイントでは先頭3人に続き、集団のトップをミランが確保。全体4位通過としてポイント加算に成功している。

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