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サイクル ロードレース コラム 2024年5月15日

【ジロ・デ・イタリア2024 レースレポート:第10ステージ】パレパントル兄弟が絶妙コンビネーション 弟・ヴァランタンがプロ初勝利、勝ってみて思う「今まで何で勝てなかったのだろう?」

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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先頭グループに大きな変化が見られたのは、104.8km地点に設置されたインテルジロでのこと。まずフィリッポ・フィオレッリ(VFグループ・バルディアーニCSF・ファイザネ)が早めの仕掛けで1位通過をすると、ヤン・トラトニク(ヴィスマ・リースアバイク)が追随。フィオレッリをパスし、トラトニクが単独先頭に立つ。

これがきっかけで先頭グループはいくつかに分断。先頭トラトニクの後ろでは、Vパレパントル、ロマン・バルデ(dsmフィルメニッヒ・ポストNL)、マルコ・フリーゴ(イスラエル・プレミアテック)、アンドレア・バジオーリ(リドル・トレック)の4人が追走パックを形成。トラトニクとのタイム差を35秒前として最終の1級山岳ボッカ・デッラ・セルヴァに入った。

頂上のフィニッシュラインまでは17.9kmの上り。トラトニクが上り始める段階で、メイン集団とは5分以上の開きがあり、前を走る選手たちの逃げ切りは決定的に。あとは、トラトニクがそのまま突き進むのか、後続がペースを上げて逆転するのか、焦点は絞られた。

ラスト3kmでペースアップしたパレパントルが独走状態に

ラスト3kmでペースアップしたパレパントルが独走状態に

上り始めてすぐに1分まで拡大したトラトニクと追走パックとのタイム差だが、残り13kmでVパレパントルとバルデのアタックを機にギャップが縮まり始める。2人となった追走はしばし協調しながら進んだが、残り3kmでVパレパントルが渾身のアタックで10歳年上のバルデを突き放した。

「勾配が急になるタイミングでアタックしようと考えていたんだ。リミットは残り3km。それがうまくいかなかったらゲームオーバーだと自分自身に言い聞かせていた。」(Vパレパントル)

完全に勢いに乗ったVパレパントルは、30秒ほど前を走っていたトラトニクにも追いつくと、さらにスピードアップ。テンポで差を挽回しようと試みるバルデは、トラトニクこそパスしたもののVパレパントルまでは届きそうにない。

70km以上の逃げの末にたどり着いた勝利のフィニッシュライン。23歳のフレンチクライマーが、自他ともに熱望してきたプロ初勝利の瞬間を迎えた。

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