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サイクル ロードレース コラム 2024年2月29日

【Cycle*2024 ストラーデ・ビアンケ ドンネ:プレビュー】コペッキー&フォレリングのチームメート対決の再現は!? ウィメンズプロトンの構図がはっきりと示される“白い道”

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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トップライダーがしのぎを削る

トップライダーがしのぎを削る

グランツールでも活躍するカタジナ・ニエウィアドマ(キャニオン・スラムレーシング)やアシュリー・モールマン(AGインシュランス・スーダル)も順当にいけば、当然前線でレースを展開する。マビ・ガルシア(リヴ・アルウラージェイコ)やファイファー・ジョルジ(dsmフィルメニッヒ・ポストNL)といったおなじみの顔もどのように展開するか見もの。

チームSDワークスに負けず劣らずの戦力を整えるリドル・トレックは、絶対エースのエリーザ・ロンゴボルギーニとシリン・ファンアンローイに、エリザベス・ダイグナン、アマンダ・スプラットのベテランが脇を固める。

出走は全部で24チーム。ラボラルクチャ・フンダシオンエウスカディのメンバーには、與那嶺恵理の名も記されている。

好メンバーがそろうレースは、例年通りシエナを発着とするルート。全行程137kmで、グラベルセクション(未舗装区間)は40.4km。コースの約3分の1をグラベルが占める。

常にうねりのあるレイアウトで慌ただしい。スタート後14.1kmで1つ目のグラベルセクションに入り、そこからは舗装と未舗装が断続的に繰り返される。コース中盤、セクション5のサン・マルティーノは9.5kmに及んで未舗装で、進むにつれて勾配が厳しくなる。その後のセクションでは15%前後の急坂も待ち受けている。

最終の第12セクションからシエナ・カンポ広場のフィニッシュラインまでは約12km。カンポ広場へ続く最終局面は急坂で、最後の500mは平均勾配12%・最大勾配16%。とにかくこの区間を上り切らないことにはレースが終わらない。最後の最後まで気を抜くことはできないのだ。

ちなみに215kmで争われる男子レースとの違いとしては、コース中盤と後半でそれぞれ部分的にショートカットするくらいで、ルートの大部分は共通となっている。そして、男子よりひと足先に、勝者が決定する。

文:福光 俊介

福光 俊介

ふくみつしゅんすけ。サイクルライター、コラムニスト。幼少期に目にしたサイクルロードレースに魅せられ、2012年から執筆を開始。ロードのほか、シクロクロス、トラック、MTB、競輪など国内外のレースを幅広く取材する。ブログ「suke's cycling world」では、世界各国のレースやイベントを独自の視点で解説・分析を行う

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