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【イベントレポート】ツール・ド・フランス公認カフェ「Tour de France CAFE@TOKYO」期間限定オープン!サンキュータツオさんが寝落ちしない秘策を伝授「翌日の午前中の仕事を休むこと」
サイクルロードレースレポート by J SPORTS 編集部ツール・ド・フランス公認カフェ「Tour de France CAFE@TOKYO」期間限定オープン!
2023年7月1日、ツール・ド・フランス公認カフェ「Tour de France CAFE@TOKYO」で「Cycle*2023 ツール・ド・フランス開幕直前スペシャルトークショー」が行われた。
「Tour de France CAFE@TOKYO」は、「第110回ツール・ド・フランス」にあわせ、6月26日から7月31日まで東京・渋谷に期間限定オープン。ここでは、ツール・ド・フランスをモチーフにしたドリンクやフードを楽しめるほか、公式グッズなども購入できるロードレースファン必見のカフェになっている。
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Tour de France CAFE@TOKYO | ツール・ド・フランス | サイクルロードレース | J SPORTS【公式】
ツール・ド・フランスをモチーフにしたドリンクやフードを楽しめるほか、公式グッズなども購入可能!
その「Tour de France CAFE@TOKYO」では、開幕に先駆けて「Cycle*2023 ツール・ド・フランス開幕直前スペシャルトークショー」を開催された。実況でおなじみのサッシャさんをはじめ、放送期間にはゲスト解説で登場予定の小林海選手、サンキュータツオさんが登壇し、ツール・ド・フランスの楽しみ方や注目ステージ、優勝予想に至るまでレースさながらの白熱のトークが繰り広げられた。
コースプロフィールを見て『この日は逃げ切るな』と予想をしている
イベント開始とともに大きな拍手とともに迎えられた3人は、カフェの雰囲気や事前にオリジナルフードも堪能。これまでにカフェに来たことがあった小林選手は「ツール・ド・フランスカフェになっているのは知らなかったけれど、『伝説の山岳!ピュイ・ド・ドーム パスタ』がすごくおいしかった」と一言。
サンキュータツオさん
日頃からよくカフェにも訪れているというサンキュータツオさんは「ツールがいろいろなところで楽しめるのはいいですよね。(グッズの)小皿3種、いいな!」とテンションも上がった様子で、トークがスタートした。
最初のテーマは、ツール・ド・フランスとの出会いについて。小林選手が「中学1年生のとき。まだ競技もやっていなくて何もわからなかったけれど、父親の解説を聞いていました。当時は自分が選手になるとはまったく思わなかったです」と語ると、サンキュータツオさんは、「若い頃にビジネスホテルで夜勤のアルバイトをしていた頃、地上波でデイリーハイライトなどを放送していて。めちゃくちゃ面白いなと思ったのがきっかけです」と口にした。
さまざまなスポーツを見るのが好きなサンキュータツオさんは、以降、毎年7月はツール・ド・フランス一色になるそう。「見ているだけで面白い」とサンキュータツオさんが話せば、小林選手は「毎年21日間のコースプロフィールを見て『この日は逃げ切るな』と予想をしていますね。当たる確率も3分の2くらい」と、選手ならではの楽しみ方を教えてくれた。
第17ステージは“逃げ”が決まる可能性も…
高低差図を見ながらレース展開を予想
いよいよ、話題は今年のレースへ。山岳が多いコースプロフィールについて触れると「ここ最近、TTも登りも強い人が勝っていますよね。結局、いつもの人たちが勝つのかなというイメージがあります。身体能力的には、TTは改善しやすいんです。ノウハウがあるはずなので、登れるけどTTが弱い場合はしっかり対策をしてくると思いますよ」と小林選手。選手ならではの解説に、会場の観客も驚いた様子でうなずいていた。
サンキュータツオさんが中継で楽しみにしているのは、「城とそれにまつわるうんちく」だそうで「面白いですよね。街で人文字などを作っている感じもいいですし。あと気になるのが、急な崖に立っている人!!どうやって登って、降りてるんですかね」と笑いを誘った。
軽快なトークが進む中、注目選手&注目ステージについて触れていく。「やっぱりタデイ・ポガチャル。どれくらいのコンディションなのか気になります」と小林選手。サンキュータツオさんは「エガン・ベルナル。100%じゃないといいながら、エースなのでどこまで仕上げてきているのか楽しみですね」と話す。
そんな注目選手たちが凌ぎを削る注目ステージとして、まずピックアップしたのは、最後に超級山岳が待つ第9ステージ。
「最後の登りで誰が来るのか、誰が落ちるのかがわかりますよね。失った時間は戻せないので、優勝争いから落ちてしまう選手がいるかもしれない。翌日が休息日なので、ここで踏む選手もいると思うんです。休息日はひとつの区切りなのでうれしいですけど、過ごし方が重要なので精神的に休まらない人もいるんじゃないかな」と小林選手。
クイーンステージとなった第17ステージも注目で、最大勾配は24%。「24%だと前が見えないですよね」と驚いた様子のサンキュータツオさん。「最後は滑走路のステージでかっこいいし」と話すとうなずいていた小林選手も「ここで優勝争いが見えそうですよね」と一言。
「今の選手達は体調が悪くなければタイムアウトなども大丈夫かなと思いますけど、3週目なので体調不良の場合もありますよね。強いスプリンターもシャンゼリゼに行きたいけど、ここで終わってしまうこともあるかもしれない」(小林選手)
この第17ステージ。後半の実況を担当するサッシャさんが思わず「どんなふうにしたらいいですかね」と小林選手に相談すると「淡々と走っているのを見るしかないですね」と苦笑い。
ヴィンゲゴーvsポガチャルの一騎打ち!?
そんな見どころ満載のツール・ド・フランス。今回も中継とともに「サイクル誰クル?」を実施中。ここで「ツール・ド・フランス誰クル?!」が発表された。
小林選手とサンキュータツオさんの予想
★マイヨ・ジョーヌ予想
ヨナス・ヴィンゲゴー(中島康晴さん、小林選手)
ダディ・ポガチャル(辻啓さん、栗村修さん、サンキュータツオさん)
「この一騎打ちでしょう」とサンキュータツオさんが話したように、ヴィンゲゴーvsポガチャルの構図に、会場も満場一致の様子。
「個人で強いのはポガチャルだと思うんです。でもチームスポーツなのでヴィンゲゴーかなと。ユンボ・ヴィスマも昨年よりも強いと思います。ツールでもトップ10に入れる選手が何人もいますしね。昔のコンタドールvsスカイのようなイメージで、ポガチャルvsユンボです」(小林選手)
「昨年の第11ステージ面白かったですもんね。でも、僕は宇宙人が見たい。感情移入できない選手。ポガチャルは寝癖がついたままのときもあるし、感情が読めないスター選手。やってくれると思います」(サンキュータツオさん)
来場者からの質問
トークが白熱する中、会場&配信を見ている皆さんからのQ&Aコーナーへ。「ゴールが夜遅くなので、なかなかレースを最後まで観られません。“落車”しないためのコツがあったら教えてください」という質問に「翌日の午前中の仕事を休むことです」と言い切ったのはサンキュータツオさん。
会場から歓声も起きる中「レース全部に集中しなくてもいいので、ラジオを聞いている感じでいいのかなと。最後の十数キロに入るとサッシャさんたち実況陣が熱くなってくれますから」(サンキュータツオさん)とアドバイスを送った。
小林海選手
そのほかにも時間の許す限りさまざまな質問に答えた3人。最後に小林選手に「もう一度ヨーロッパに挑戦してほしい」という声が届くと「可能性はゼロではないですけど、レベルが本当にあがっていて。入り込むのは難しいですけど、向こうでまた、走りたいですよね」と小林選手。大きな拍手に包まれた。
今回のイベントを盛り上げてくれた小林選手は第11、第14ステージ。サンキュータツオさんは第19ステージにゲスト解説として登場予定。また、デイリーハイライト、休息日TVのほかツール・ド・フランス・ファムも放送する。
もちろんオンデマンドでは好評のマルチカメラでの配信もあり「ゴールだけの映像やバイクカメラの練習しているのも面白いですよ」とサッシャさん。
さまざまな楽しみ方ができるツール・ド・フランス 2023。“兄弟対決”で幕を開けた記念すべき第110回大会は、予想通りの一騎打ちとなるのか。21日間の熱戦を楽しみたい。
ツール・ド・フランス公認カフェ「Tour de France CAFE@TOKYO」
文:J SPORTS編集部
J SPORTS 編集部
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