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【ジロ・デ・イタリア2023 レースレポート:第1ステージ】“ワンダーボーイ”レムコ・エヴェネプールが圧倒的スピードで個人TT開幕を制す!驚異のフロントギア60Tで本人もびっくりのアドバンテージ
サイクルロードレースレポート by 福光 俊介マリア・ローザのレムコ・エヴェネプール
ここまで差がつくとは誰も思っていなかった。本人でさえもびっくりしている。2023年最初のグランツール、ジロ・デ・イタリアが開幕。19.6kmの個人タイムトライアルで争われた第1ステージは、マリア・ローザ候補の最右翼に挙げられるレムコ・エヴェネプール(スーダル・クイックステップ)が快勝。2位に22秒差をつける圧倒的な走りで、早くもその強さを証明した。
「とにかく良いレースをして、少しでもタイムを稼ぎたいと思っていた。15秒リードできれば今日は十分だと思っていたけど、それ以上のタイム差を得られて満足しているよ。むしろ、イメージ以上の走りができて驚いているくらいなんだ」(レムコ・エヴェネプール)
今年のジロは途中でスイスへの入国があるものの、ほぼイタリアでフルパッケージの3週間。前回はハンガリーでの歴史的な開幕だったが、今回は南北に数度進路を変えながらイタリア半島を縦断する。総距離は3481km、総獲得標高は51200m。
第1ステージが個人タイムトライアルなのは2年ぶり。グランツールの開幕タイムトライアルは短距離であることが多いが、今回は19.6kmある。これだけ距離があれば走力の差がはっきりと出て、先々のマリア・ローザ争いにも大なり小なり影響は出るだろう。もっとも、今大会はタイムトライアルの比重が高く、トータルで3ステージ・73.2kmに及ぶ。だから、山岳・TTのバランスに長けたオールラウンダーが多く参戦している。
1番出走ローレンス・ハイス(アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ)のスタートを合図に、1分おきに選手たちがコースへ。アドリア海に面したフォッサチェーズィア・マリーナを出発し、海沿いを走行。オルトーナのフィニッシュライン2.8km手前から始まる上りは平均勾配5.4%、最大勾配8%。一度下って、最後の750mで再び上る。平坦と登坂とでリズムが狂わないようにすることが上位進出のカギとなる。
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