2023年11月5日（日）「J：COM presents 2023 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」開催決定！イベント盛りだくさんで新たなステージへ

遠藤秀一会長（左）と清水勇人さいたま市長（右）

昨年に続き「J：COM presents 2023 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」の開催が決定し、2023年11月5日（日）にさいたま新都心駅周辺で行われることが発表された。

9回目となる今大会も、昨年と同様にさいたま新都心駅周辺の周回コースを使用する。ツール・ド・フランスを彩るトップライダーがさいたまスーパーアリーナを駆け抜け、市内を走る3.5km×16周の予定だ。

11月の開催に先駆けて、4月14日に行われた大会概要発表記者会見に登壇した一般社団法人さいたまスポーツコミッションの遠藤秀一会長は、「昨年は3年ぶりに開催することができ、約10万人を超える来場者に来ていただきました。本年は9回目を迎え、多くの皆様の声援が飛び交うような彩りのある大会にし、これまでできなかった選手との触れ合いも楽しめるようにしていきたいと思います」と挨拶。

清水勇人さいたま市長も「ポストコロナで最初のさいたまクリテリウムになります。ロードレースの素晴らしさは、目の前をトップ選手が走り抜けること。スピードなどを体感できることに加え、選手との触れ合いができるのも大きな魅力の一つです。感染状況によりますが、できる限り、これまでやってきた形に戻していくことに期待を込めているので、多くの皆様にさいたまクリテリウムに来ていただければと思います」と話した。

今大会は、新型コロナウイルス感染対策が緩和されて、初の開催。現時点では、有観客で実施し、マスク着用も個人の判断に委ねられるが、熱気と活気に溢れたさいたまクリテリウムが、戻ってくる。

また、今回の会見では、11月の大会に向けてツール・ド・フランスとさいたまクリテリウムを盛り上げる企画も発表された。

ツール・ド・フランスに出場する選手たちの安全を祈願し、折り鶴をフランスに届ける「鶴 de France」の実施や、10月上旬から11月上旬、さいたま新都心を中心とした市内で「さいたまクリテリウム WEEKS」の開催など、多くの人々が参加、体験できるイベントを行う予定だ。

もちろん、その中には例年、笑顔があふれる海外招聘選手たちによる日本文化の体験や市民との交流会なども組み込まれている。さらに今年は、ツール・ド・フランス（パリ）とさいたまクリテリウムの観戦席や特典をセットにした「ツール・ド・フランス2023観戦プラン」も用意。本場、パリでの現地観戦に加え、さいたまクリテリウムも観戦できるスペシャルプランだ。
そのほか、前夜祭も開催予定で、出場選手の紹介方法や大会アンバサダーは、準備が整い次第発表される。

前回大会、イベントで浴衣に袖を通したヴィンゲゴーとフルーム

このように大会当日まで、さいたまクリテリウムを存分に堪能できるように着々と準備が進められているが、改めて、遠藤会長は「さいたまクリテリウムはスポーツ振興をはじめ地域経済の活性化など様々な効果を得ている大会です。今まで以上に多くの皆様に来場いただき、参加できるようにしていきたいと考えています。新型コロナウイルスの感染状況によりますが、トップライダーの選手たちも気さくに応じてくれますし、昨年はできなかった選手とのハイタッチなども実施したい。触れ合える機会を設けられれば」と、コロナ禍による制限を緩和した大会の実現に願いを込めた。

今大会のコンセプトは「SAITAMA CRITERIUM to the NEXT STAGE」。日常が戻りつつある中で、2024年に待つ記念すべき10回大会に向けて、次のステージへと階段を駆け上がっていくための今大会。多くの声援が飛び交う、彩りのある日が、いよいよ11月5日にやって来る。

文：J SPORTS編集部