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今日の第8ステージは170km以上を逃げたグループがスプリント対決を披露。アルヴェセン(チームCSC)がベッティーニ(クイックステップ)をさしてステージ優勝を飾った。マリア・ローザはピノッティ(T-モバイル)が何とか守ったが、2位以下との差は大幅に減っている。
スタート直後から始まったカテゴリー2級フタ峠を過ぎた24km地点で逃げが生まれる。チオーニ(プレディクトール・ロット)がアタックすると、20人を超える選手が後を追いグループを形成、プロトンとの差を広げていった。この逃げに加わっていたリッコ(サウニエルドゥバル)はしばらくするとプロトンに戻ったが、レース後この動きについてチームリーダーのシモーニが「彼の独断だった。話し合わないといけないね」とコメントし物議を醸している。
リッコらの離脱で22人となった逃げグループは、61km地点でプロトンを4分以上リード。ベッティーニが中心となりさらにペースを上げていくと、101km地点のカテゴリー3級セストーラでは6分38秒にまで差を広げた。
このままではマリア・ローザを失ってしまうピノッティのT-モバイルが、サウニエルドゥバルやミルラムと共にプロトンを引いていく。残り24kmの時点で差は4分半に縮まったが、これが精一杯。だがリーダージャージを守るというT-モバイルの目標は、最終的に達成されることとなった。
先行グループが動いたのは残り5kmでのこと。次々とアタックが生まれては吸収されていった。残り2kmでノチェンティーニ(アージェードゥゼール)が飛び出すと、ブル(ティンコフ)がすかさず後を追い、残り1km地点で先頭に立つ。そのブルをさらにセラー(パナリア)が抜くが、残り500mで勢いが衰えてしまった。ここでベッティーニが抜け出すも、彼をぴったりとマークしていたアルヴェセンが一気にスパート。茫然とするベッティーニの前で、4年ぶりに味わうジロでの勝利を祝った。
第9ステージはレッジョ・エミリアからリード・ディ・カマイオーレまでの177km。後半は平坦な道が続くため、ゴール近くに家を構えるペタッキ(ミルラム)を中心としたスプリントが見られるだろう。
<選手コメント>
●クルトアスル・アルヴェセン(チームCSC) ステージ優勝
「今日はとてもうまくいった1日だった。チームの方針で誰かが逃げに加わることになったんだ。逃げてる間はみんなと協力して走れたと思うよ。ベッティーニにはすまなく思ってるけど、彼と違って僕は4年に1度しか勝てないからね」
J SPORTS 編集部
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