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明日のミラノゴールを控え、マリア・ローザ争いもいよいよ最後の日を迎えた。舞台はバルドリーノからヴェローナまで43kmの個人タイムトライアルだ。断続的に降る雨の中で最速タイムをたたき出しステージ優勝を飾ったのはサヴォルデッリ(アスタナ)。危なげない走りでリードを守ったディルーカ(リクイガス)が悲願のジロ制覇を確実にした。
ほぼ平坦とはいえ、スタート約5km地点から3kmにわたって最大斜度10%の登りがあるなど楽ではない今日のコース。最初に出た好タイムは、積極的な逃げで今ジロを盛り上げたティンコフのイグナチェフの54分21秒だった。その後ボドロギ(クレディアグリコル)が激しい雨にも負けず力走し53分28秒を記録するが、ザブリスキー(チームCSC)がそれをさらに上回る52分58秒で暫定首位に立つ。
ザブリスキーのタイムを破ったのがサヴォルデッリ。平均時速49.3km、52分20秒でゴールラインを通過しトップの座を奪った。
サヴォルデッリを上回る選手が出ないまま、いよいよ残るは5人に。マッツォレーニ(アスタナ)が素晴らしい走りを見せ、3分前にスタートしたリッコ(サウニエルドゥバル)を追い抜いて52分56秒でゴール。続くクネゴは54分37秒、シモーニは55分4秒で走り、この結果マッツォレーニが総合3位に順位を上げた。
総合でディルーカと2分24秒差のシュレク(チームCSC)は53分48秒を記録。ディルーカはシュレクに遅れること29秒の54分17秒でゴールし、第12ステージから袖を通し続けてきたマリア・ローザを手放さなかった。
明日でついにジロも最終日。ヴェストーネからミラノまで185kmのコースで、プロトンが最後の走りを見せてくれる。最後のゴールスプリントを制するのが誰になるのかも気になるところだ。
<選手コメント>
●パオロ・サヴォルデッリ(アスタナ) ステージ優勝
「この勝利でカムバックできてうれしいよ。この結果は本当に大きいね。(第11ステージ、ピネローロでの)あの落車で失ったものが大きかったけど、今はこうして戻ってこられた。ルームメイトのマッツォレーニもよくやったよ。ミラノで表彰台に立てるだろうね。ディルーカは一番強かった。彼のリクイガスとサウニエルドゥバルがジロをコントロールしてたね」
●ダニーロ・ディルーカ(リクイガス) マリア・ローザ
「ものすごくうれしいよ。ジロは世界で最も重要で美しいレースだから、今日は人生で最高の1日になった。ツールが最も価値あるのも事実で、いつかは考えないといけないレースだけど、ジロにはまた別の魅力があるんだ。比べることなんてできないよ」
J SPORTS 編集部
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