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サイクル ロードレース コラム 2021年4月14日

作曲家・梶浦由記さん流サイクルロードレースを気軽に楽しむ3つのヒント《景色》《ながら見》《SNS》

サイクルロードレースレポート by J SPORTS 編集部
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梶浦さんも、そんなツール・ド・フランスをきっかけに、サイクルロードレースに魅了された一人。

「若い頃にツール・ド・フランスを観るのがちょっと流行ったんです。ちょっとオシャレみたいな感じで。観なくなってからもう一度観るようになったきっかけは、やっぱり『弱虫ペダル』ですね。面白いと思って読んでいて、そういえば昔ツール・ド・フランス観てたなと思って、探してみたら今も放送されていた。すごく久しぶりだなと思って観てたらやっぱり面白くて、ちょっと観ているうちにクリス・フルームが素晴らしい活躍をされて、(夢中になっていった要因は)フルームに出会ったのがきっかけだったのかな」(梶浦)

フルーム

梶浦さんが大切にするフルームのサイン入りポスター(実物)

フルーム推しを公言する梶浦さん。作業部屋には自ら2時間半も列に並んでゲットした《家宝》として大切にする直筆サイン入りポスターが額縁に入れられて飾られている。

フルームは、先に説明した3つの大会全てで優勝し、ツール・ド・フランスでは4度の優勝を誇る現役最強の実績を誇るレーサー。100年を超える自転車史の中でも指折りの名選手であり、一時代を築いた。愛らしい笑顔が特徴的で、イギリス人らしい紳士振りが多くのファンを魅了している。

クリス・フルーム

クリス・フルーム

「たぶん私、クールな人が好きなんだと思うんです。あまり熱くならないで、自分を律して、ちゃんと相手を祝福できるタイプの人。いわゆる紳士な人ですね」とフルーム好きの理由を説明し、フルームがツールで5勝目を挙げたあかつきには「銅像くらい建てますよ」と笑った。

ヨーロッパの田舎町の風景が大好き

サイクルロードレースの魅力について聞かれた梶浦さんの最初の回答は《景色》。サイクルロードレースの大きな大会では、地上からのカメラの他に、空撮映像でレースの模様を届けてくれる。それゆえ、観光ではなかなか足を踏み入れることのない、古き良きヨーロッパの美しい景観や絶景を映像で楽しむことができるのだ。

のどかなヨーロッパの田園風景

「昔6年ほどドイツに住んでいたことがあって、その時に父親がものすごい旅行好きで、おまけに運転するのが大好きで、どこ行くのも車だった。だから、割とヨーロッパの田舎をドライブすることが多くて、子どもの頃からヨーロッパのなにもない田舎の街の景色がすごく好きでした。小さな村から森や草原の中に入っていく。また小さな村が出てきて、教会の鐘の音が響いている。その景色が子ども心に大好きだったんです。大人になって、海外旅行に行っても実際そういったところには中々行けないけれど、ツールを見たときに『これだ〜』と思ったんです。おまけに、無理だと分かっていても、自転車だと自分も走れるような気になっていく(笑)。自分も良い匂いのする田舎街を風を切って走っているんじゃないかという錯覚がして、とても気持ち良いんですよね」(梶浦)

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