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サイクル ロードレース コラム 2015年4月14日

【パリ〜ルーベ/レビュー】最後の7人スプリント勝負を制したのは、デゲンコルブ!

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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第7セクターのタンプルーヴに差し掛かると、スカイの“サー”が腰を上げた。ゴールまで33km、2012年ツール・ド・フランス覇者ブラドレー・ウィギンスが加速し、ロットのイェンス・デブシェールとエティックスのシュティバルが張り付いた。そのままヴァンデンベルフをもとらえた。……しかしエティックス数的優位の状況で、4人の足並みは上手く揃わない。後方からも諦められないライバルチームたちが、猛烈に追い上げてくる。「伝説のレースを制して、ロードレーサーとしてのキャリアを華やかに締めくくりたい」と願ったウィギンスは、結局ほんの4kmほど見せ場を作っただけで、あっさりとメイン集団へ回収された。朝から逃げ続けていた選手たちも、すべて後方へと追いやられた。

集団にはいまだ25人ほどがひしめいていた。第4セクターのカルフール・ド・ラルブルを抜けても、北の地獄に似つかわないほど、メインプロトンは大きかった。フィニッシュまで12km、残る石畳は2ヶ所。集団を壊したいエティックスが、今度は若きイヴ・ランパルトに仕掛けさせた。3月上旬の西フランドル3日間で総合優勝を果たした24歳のアタックに、1週間前のツール・デ・フランドル3位のBMCフレフ・ヴァンアーヴェルマートが飛び乗った。リードはすぐに広がった。

ここで、いよいよ、デゲンコルブがアクションを起こす。1年前は、ゴール前6kmで、ニキ・テルプストラの飛びだしをあっさり見送ってしまった。第2集団のスプリントを制し、2位で終わり、ひどく悔しい思いをした。

「昨年のビデオを何度も見なおして、自分は何をすべきだったのかを考えた。監督やチームメートたちと何度も話し合いをした。今日もしも、あそこで動いていなかったら、昨年よりいい成績は上げられなかったかもしれない。ゴール前10kmで心に決めたんだ。今こそ動く時だ、『オール・オア・ナッシング』で行こう、って」(デゲンコルブ、公式記者会見より)

まずはアシスト役のベルト・デバッケルを、メインプロトンから先行させた。少し距離ができたところで、デゲンコルブ本人が飛び出した。そのままデバッケルを踏み台代わりにして、さらにスピードを上げると、たった1人で前をを追いかけた。5kmほどの奮闘の果てに、ついに前の2人をつかまえた。トップスプリンターが合流してきたのだから、当然のごとく、ヴァンアーヴェルマートとランパールとは先頭交代を拒否した。デゲンコルブは単独で前を引っ張った。後方からシュティバルが猛追をかけてくると、ようやくヴァンアーヴェルマートも協力する素振りを見せたけれど。

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