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サイクル ロードレース コラム 2019年10月25日

【さいたまクリテリウム プレビュー】今年もヒーローたちが集結!10月末のさいたま新都心を駆け抜ける!

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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さいたまクリテリウム

7月にフランス全土を沸かせ、世界中の自転車ファンを熱狂させたヒーローたちが、10月末のさいたま新都心を駆け抜ける!

しかも7年目のさいたまクリテリウムに集結するメンバーは……例年以上に豪華かもしれない。もちろん最大の目玉は、この夏、コロンビア人として史上初めてマイヨ・ジョーヌを獲得したエガン・ベルナル。22歳の若き王者は、「22番目のステージ」で、大成功だったシーズンを締めくくる。

一方で長く苦しい時間を乗り越えたクリス・フルームは、ここさいたまから、再び新しい自転車人生へと走り出す。ツール・ド・フランス総合優勝4勝(2013、2015、2016、2017)、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝2回(2011、2017)、ジロ・デ・イタリア総合優勝1回(2018)と、現役最多のグランツール制覇数を誇る大チャンピオンは、今年6月のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネで大腿骨・肘・肋骨を折る大怪我を負った。手術、3カ月半のリハビリを経て、9月末に本格練習再開。「トンネルの先に光あり」と強く信じ続けたフルームは、10月27日にいよいよプロトン復帰を果たす。

UCIワールドツアーから5チーム、プロコンチネンタルカテゴリーから1チームがやって来る今大会には、その他にも2019年ツール山岳賞ロメン・バルデ、2014年世界チャンピオンのミカル・クヴィアトコウスキー、2017・2019年クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ覇者ヤコブ・フグルサング、2018年ヨーロッパチャンピオンのマッテオ・トレンティンなど名実ともにスター揃い。

残念ながら別府史之は、所属チームのシーズン前合宿と日程が重なるため欠席するが、この秋のブエルタで12回目のグランツール完走を果たした新城幸也は、「ツール・ド・フランス・ジャパンライダー」として祖国・日本のファンを沸かせる。

8月に現役を退いたマルセル・キッテルだって、さいたまに通算6度目の上陸を果たす。グランツール区間19勝を叩きだした、あのパワフルなスプリントが2度と見られないのは寂しいけれど……第2回さいたまクリテリウム覇者は、「大会アンバサダー」としてイベントを盛り上げてくれるはず!

そして大会4か前の10月23日、急遽、2019年ブエルタ・ア・エスパーニャ総合勝者プリモシュ・ログリッチェ&チームユンボ・ヴィスマの参戦が決定した。……つまり2020年グランツールの総合本命たちが、10月に早くも直接対決を繰り広げるということだ。

今年もさいたま新都心に周回コースが引かれた。3年ぶりにさいたまスーパーアリーナを通過するコースも復活。1周3.5㎞のコースを使用してチームタイムトライアル、スプリントレース、そして最後に華やかなるクリテリウム本戦が争われる。

文:宮本あさか

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

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