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バスケットボール コラム 2026年10月9日

【B.PREMIER:レバンガ北海道対千葉ジェッツ】絶好調の富永を千葉はスローダウンできるのか?

バスケットボールコラム by 青木 崇
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昨季大躍進を遂げたレバンガ北海道は、今季も3勝1敗と上々のスタートを切った。その原動力となっているのが、日本代表の富永啓生である。

シーホース三河と対戦した9月26日の開幕戦では、3Pを4本成功させたことに加え、アグレッシブなアタックからフリースローだけで15点を稼いだことが決め手となり、Bリーグでの自己ベストとなる41点をマーク。今季の富永は3Pシューターとして警戒されていることを逆手に取り、フローターや短いジャンプショットを着実に決めている。それは、63.8%という高確率で2Pを成功させていることでも明らかだ。

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また、ゲイリー・クラークの貢献度が高いことにも注目したい。開幕から4試合連続でフィールドゴール成功率が50%以上と好調で、3Pショットも最低1本決めている。本来のポジションはスモールフォワードだが、3試合連続で10本以上を記録するなど、リバウンドでも素晴らしい仕事をしている。フィリピン代表のドワイト・ラモスは、スイングマンとして攻防両面で堅実なプレーができる点で貴重な戦力。富永への警戒度が増せば増すほど、ラモスの存在は北海道にとってより大きな意味を持つ。

アドリアン・コヴァーチを新ヘッドコーチとして迎えた千葉ジェッツだったが、開幕前にブランドン・ランドルフ、開幕戦でマット・コステロが故障で離脱。緊急補強したルーク・メイが9月25日の東京サンロッカーズ戦で18点、19リバウンドのダブルダブルで勝利に貢献。ネイト・ウィリアムズも4OTの末に敗れたアルバルク東京戦で48点と大爆発したものの、故障者が出ているチームの中では孤軍奮闘の状態だったと言ってもいい。

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日本代表の富樫勇樹と渡邊雄太の2人合わせて1試合平均30.6点をマークしているのは、間違いなく千葉の強み。金近廉と瀬川琉久の貢献がより一貫したものになれば、千葉が目指すハイスコアリングゲームは相手の脅威になる。

この試合の鍵は、千葉のディフェンスが絶好調の富永をスローダウンできるかに尽きる。コヴァーチコーチが開幕からの4試合と同様のスターターを使った場合は、佐藤巧がマッチアップする可能性が高い。しかし、フィジカルが強い原修太、身長と腕の長さで優位に立てる金近が対応する時間も長くなるだろう。開幕から4試合連続で出場機会のない田代直希を含め、ウイングでプレーする選手全員の貢献がほしいところ。千葉はここまで4試合とも対戦相手に90点以上取られてきたが、80点台に抑え込めるかは勝利への必須条件になると見ている。

文:青木崇

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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