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【バスケットボール・スプリングマッチ2025:福岡大附属大濠:サントス・マノエル・ハジメ】受け身にならずに自分から強くプレーし、どこまで通用するかを試せる場でした
バスケットボールコラム by 青木 崇福岡大附属大濠のサントス・マノエル・ハジメ
高校生ながら日本代表の活動に参加した渡邉伶音の控えセンターだったサントス・マノエル・ハジメは、インターハイ王者の東山と対戦したウインターカップ準決勝で大きな飛躍を遂げた。2Q7分24秒に渡邉と交代して登場すると、6分57秒と6分25秒と立て続けに3Pショットを成功させたことで、福岡大附属大濠はリードを11点に広げて主導権を握ったのである。サントスは東山の留学生2人とマッチアップしながらも、前半だけで8点、3リバウンド、トータルで11点、4リバウンドを11分18秒間で記録した。
渡邉が卒業したことで、サントスは新チームで先発センターになった。身長は194cmということもあり、留学生相手のディフェンスでは常にミスマッチに直面する。福岡大附属大濠がウインターカップ2連覇という大きな目標を成し遂げるには、サントスの成長が欠かせない。スプリングマッチで東海大のムスタファ・ンバアイ(210cm)、東洋大のヌンビマトゥンガ・マイク(200cm)とマッチアップしたことは、身長差をカバーするためにフィジカルに戦うことの重要性を学ぶという点で絶好の機会になった。
「大学生は一番プロに近かったり、身体もすごく強くてレベルの高い選手ばかりなので、そこで受け身にならずに自分から強くプレーし、どこまで通用するかを試せる場でした。(高校の)他の留学生と違って経験もありますし、すごくサイズも大きくてフィジカルもあったので、自分がまだまだだなということがわかった試合でした」
スプリングマッチでのサントスは、ウインターカップの準決勝で見せたスクリーンをかけた後にアウトサイドへ動いて3Pを打つ、ピック&ポップのプレーをほぼやらなかった。その理由は、福岡大附属大濠を率いる片峯聡太コーチがサントスに対し、インサイドの核になってもらうために必要なプロセスと認識しているからだ。
昨年までのサントスは、普段の練習から206cmの渡邉とマッチアップしていた。高さに対する対応策は少しずつ身についていたはずだが、188cmながら強靭な身体を持つ東海大の君座武志とのマッチアップで苦労するなど、フィジカルの差を痛感。しかし、時間の経過とともに攻防両面でアグレッシブに戦うシーンが増えたことは、サントスにとってもチームにとっても大きな収穫と言える。
「もう少し早くそこに気付けていれば、もっといい試合ができたはずなので、そこが課題だと思います」
東山戦で見せたアウトサイドからのシュート力は、サントスにとって大きな武器。しかし、「ポストとロールからのフィニッシュ」と語ったように、インサイドでの得点機会が増やすことは、自身の成長とチームの成功に直結する。福岡県の新人戦決勝、九州新人大会の決勝では、成長著しいシー・ムサを擁する福岡第一に敗れた。ライバルを倒して1枠しかないインターハイ出場権を獲得するためのカギは、サントスが握っていると言っていいだろう。
文:青木崇
青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。
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