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東海大の十返翔里
群馬クレインサンダーズの特別指定選手としての活動を終えた後に臨んだスプリングマッチで、十返翔里は他の選手よりもコンディションが良かった。攻防両面でアグレッシブなプレーをしていたこともあり、東海大の入野貴幸コーチも積極的に起用していた。
十返は八王子学園八王子高時代から身体能力の高い選手として知られ、昨年はU18代表としてアジアカップも経験。ウインターカップでは福岡大附属大濠相手に34点を奪うなど、高校生No.1クラスのスコアラーとして活躍しただけに、東海大でも即戦力としての期待度は高い。また、群馬で1か月半の間プロ選手たちと練習し、3月2日の仙台89ers戦でドライブからファウルをもらってフリースローを決めた後、3Pショットを成功させたこともあり、十返は「大学同士のリーグ戦はまだですので、自分の気持がどう転がるかわからないですけど、仙台戦でやったという経験はデカいかなと思います」と、大学でプレーすることに対しての自信を持っている。
スプリングマッチの福岡大附属大濠戦では、新チームの得点源として期待されている本田蕗以とマッチアップする機会もあった。「蕗以とはウインターカップでもやっているので、マッチアップして懐かしいなという思いもありましたけど、本当にアグレッシブに試合を通してやってきたので、自分はいい刺激をもらいましたし、彼にとっても刺激になればと思います」と話したように、十返はプロの世界を知った後でも、自身が置かれた状況とバスケットボールに対して謙虚な姿勢を持っている。
陸川章コーチから入野コーチに指揮官が変わったとはいえ、東海大にはタフなディフェンスを継続してできるかが出場機会を得るために欠かせない。オフェンスに関して自信を持っている十返だが、ディフェンスに関してはレベルアップが必要。そのことは十分に自覚している。
「ディフェンスというのはアジャストというよりも、なんでも自分からやっていくものだと思っています。もう少しディフェンス面での脚をつけていければ…」
東海大は高校時代にインターハイやウインターカップで活躍した選手が多いだけに、出場時間を得るための競争がハイレベル。入野コーチは十返に対して大きな期待を寄せている一方で、「ポジションに関係なくチームメイト全員と競争しなければならない」と話す。十返と同様にウイングでプレーする選手としては、1学年上に佐藤友と赤間賢人がいる。ポジションはパワーフォワードであっても、身長が192cmと同じ中川知定真も出場時間を争う選手の一人であることは、十返が次のように語ったことでも明らか。
「本当に練習から常に自分はトライアウトだと思っている。やはり自分のポジションというのは友さんや賢人さん、知定真さんだったり、本当に名だたる選手がいるんですけど、そこで怯んでしまってはもったいない時間になってしまうと言いますか、やはり出てなんぼだと思うんです」
大学生として初の公式戦となる春のトーナメント(関東大学バスケットボール選手権)では、ハイレベルの競争を経験した十返か即戦力として活躍できるかにぜひ注目だ。
文:青木崇
青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。
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