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北陸学院の小野蓮太
名古屋ダイヤモンドドルフィンズから北陸学院に進学した小野蓮太は、1年生の時から出場時間を得てローテーションにはいっている。抜群のシュート力は相手にとって脅威であり、ウインターカップでは一昨年の関西大北陽戦で23点、昨年も八戸学院光星戦でも24点を記録し、この2試合とも3Pショットを6本決めていた。
最上級生となる今年は、シューターとしての役割だけでなく、得点源としてチームを牽引することが期待される小野。関東1部と2部の大学生を相手に2日間で4試合を戦ってきた中で、なかなかオープンでショットを打たせてもらえないなど、心身両面で厳しい現実を見せられた。しかし、スプリングマッチの経験は今後に活きると前向きに捉えている。
「4試合という時点で結構きついですけど、大学生のフィジカルとかスピードで余計に体力が追いつかないということがありました。その中でもこういった機会は滅多にないので、少しでもプラスになるようなことを考えてプレーしました。ディフェンスの部分でプレッシャーのかけ方だったり、抜かれた後のコミュニケーションで学べることが多かったのがプラスだと思います」
拓殖大と早稲田大と対戦した3月16日、小野は距離が長くなるラインの数mうしろからでも3Pもなかなか打てなかったこともあり、状況を打開するためにカットしてから中距離のジャンプショットも試みた。しかし、大学生の厳しいディフェンスもあり、高校の試合では想像つかないくらいミスショットが多くなった。しかし、ディフェンスとの駆け引きで学べたのは収穫だった。
「今日は入らなかったですけど、なんで入らなかったんだと考えるよりは、もう少しディフェンスをうまく振り切って、自分のタイミングで打つことだったり、動きながらの3Pも結構ありました。その中で身体がぶれないようにすることを意識しながら、シューティングをできればいいと思っています」
最上級生となる今年の役割について聞かれた小野は、次のように返答する。
「自分は1年生の時から経験させてもらっているので、やはりチームの中でリーダーシップを発揮することと、下級生もメンバーに入っているので、自分がしてきた経験を伝えられればいいなと思っています」
北陸学院は昨年のアーロン・リビングストンに続き、204cmの留学生が入学することになっており、フロントラインの強化が期待できる。昨年のウインターカップは3回戦で開志国際に敗れたが、新チームは大倉颯太(現アルバルク東京)を擁して3位になった2016年以来となるメインコートの舞台に立つことが目標の一つ。チームの大黒柱となることを期待されている小野が、目標を達成するために重要な役割を担っているのは間違いない。
文:青木崇
青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。
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