人気ランキング
コラム一覧
【ウインターカップ2018 プレビューコラム / 聖和学園】ミニバス時代からお互いを知るトリオを軸に打倒岐阜女からの日本一を目指す
バスケットボールレポート by 青木 崇聖和学園は東北を代表する強豪校として知られるが、昨年のウインターカップと今年のインターハイは3回戦で東京成徳大相手に敗戦。昨年のインターハイが3回戦、一昨年のウインターカップが2回戦で留学生のいる岐阜女に大敗と、ここ数年はベスト16の壁を越えられずにいる。しかし、今回のウインターカップでは、U18日本代表で来年からNCAAトップレベルの強豪ルイビル大に進学する今野紀花を軸に、1997年の4位以来となる上位進出も期待できるチームだ。
今野は178cmのオールラウンダーで、クイックネスを生かしたドライブを武器に多彩な得点パターンを持つ。ポイントガードをこなせるだけのボールハンドリング、ノーマークになったチームメイトへ的確なパスを出せる視野の広さもある。インターハイ2回戦の奈良文化戦では21点、11リバウンド、9アシスト、4ブロックショットでチームを勝利に導いたことでも明らかだ。
今野は相手のレベルが高くなればなるほど、素晴らしい才能を発揮するタイプ。その状況に突入すると、「目つきが変わる」と小野裕コーチは話す。しかし、「自分だけではちょっと…」と語るように、今野は闘争心が駆り立てられるまで時間がかかってしまうタイプ。そんなエースのサポートするのが、ミニバスのころからお互いを知るインサイドの得点源である田中歌穂とキャプテンの合澤唯だ。
「サク(今野の愛称)にはガツガツ言ったほうがいいかもしれない」と田中が語るように、今野に火がつけば高校生ではまず止められない。しかし、大黒柱としての自覚という部分では物足りなさもある。11月下旬に大学生と練習試合をした際、小野コーチが円陣で「もっと声を出してテンションを上げよう! 時間がないからしっかりやろう!」と厳しい声を出したのは、チーム全体よりも今野に対するメッセージという意味合いが強かった。
11月18日の抽選で、聖和学園は2勝すれば岐阜女と対戦するという組み合わせになった。ベスト16の壁を突破するには、3度目の正直で岐阜女を倒さなければならない。進路が決まってウインターカップに集中できる環境が整った今野は、「負けたくない。自分がやらなければ」という気持が日に日に高まっている。肝心なところで存在感を発揮することが期待されるといえ、合澤と田中のサポートは、聖和学園が岐阜女の壁を突き破るうえで欠かせない。もし、今野のクリエイトから桜庭珠菜の3Pシュートというホットラインが機能すれば、強豪撃破のチャンスは巡ってくる。
「3年生は自分たちがチャレンジできる最後なので、今度こそという気持で練習しています」と合澤が口にすれば、田中も「本当に3回目のチャンスを与えてもらった。相手には留学生がいるし、ガードの子もいてメンバーも揃っているけど、自分たちにも絶対に勝てる武器が何個もある。そのために(練習を)やってきたので、気持ちで負けないようにします」と語るように、選手たちのモチベーションは上昇中。初戦から今野の闘争心に火がつき、チームを牽引するパフォーマンスを見せ続けることになれば、聖和学園はこのウインターカップを大いに盛り上げるチームになるだろう。
青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
【強豪校同士の真剣勝負!】高校バスケ ニューイヤーカップ 2026 男子 2日目(1/4)
1月4日 午前9:25〜
-
【限定】【強豪校同士の真剣勝負!】高校バスケ ニューイヤーカップ 2026 男子 1日目(1/3)
1月3日 午後12:55〜
-
【強豪校同士の真剣勝負!】高校バスケ ニューイヤーカップ 2026 男子 3日目(1/5)
1月5日 午前9:25〜
-
12月29日 午後12:50〜
-
高校バスケ ウインターカップ2025 女子決勝/男子準決勝 12/28 メインコート
12月28日 午前11:50〜
-
高校バスケ ウインターカップ2025 女子準決勝/男子準々決勝 12/27 メインコート
12月27日 午前9:25〜
-
高校バスケ ウインターカップ2025 女子準々決勝/男子3回戦 12/26 Aコート
12月26日 午前9:25〜
-
第77回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ) 男子決勝
12月14日 午後5:20〜
J SPORTSで
バスケットボールを応援しよう!


