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【大学バスケの頂点を決める戦い!インカレ】大きな可能性を感じさせる東海大学。2013年以来の優勝なるか
バスケットボールレポート by J SPORTS 編集部2018年の大学バスケットボールも、全日本大学バスケットボール選手権大会を残すのみとなった。大本命は不在の今シーズンだが、優勝候補筆頭チームとしては東海大学を挙げたい。B.LEAGUE FINALのMVPに輝いた田中大貴(アルバルク東京)らを擁して2連覇を成し遂げたのは2013年。以降も3年連続で決勝戦に進出するも、馬場雄大(アルバルク東京)を擁する筑波大学に屈して準優勝。3連覇の全てで対戦チームとして涙を呑んだ。また、昨年は準々決勝で白鴎大学と大熱戦の末に敗戦、6年ぶりに決勝進出を逃した形となった。
悔しいシーズンを経て迎えた今季。春先のシーズンこそ苦戦するも、秋のリーグ戦では混戦を抜け出して優勝。身体を張ったプレーで牽引する最上級生の#10鶴田 美勇士、リーグ戦で最優秀選手賞を受賞した#25平岩玄、#22笹倉怜寿らの上級生と、#11大倉颯太、#86八村阿蓮ら下級生が見事なプレーを見せた。大きな注目と共に加わった新入生らが日を追うごとに存在感を増し、融合を見せながらの勝利を重ねていく姿は大きな可能性を感じさせると共に、シーズン終盤に向けて大きな価値がある。春のトーナメントを制した筑波大学、秋のリーグ戦で1勝差であった大東文化大学を抑え、東海大学が優勝候補に挙げられるのは、そこに至るプロセスと、伸びしろにある。
コートを広く使ったスペーシングからの鮮やかな連係プレーも魅力的だが、チームのアイデンティティーでもある、意思統一の徹底されたディフェンスは一見の価値がある。勝敗の雌雄を決する大事な局面、東海大学のディフェンスが成功するか否か。トーナメントの行方を左右する場面で、彼らが見せる高い集中力は一見の価値がある。
対抗馬の中心はは、前述の2チームだ。昨季のチャンピオンチームであり、リーグ戦準優勝の大東文化大学は、突破力と正確なアウトサイドシュートを誇る#12熊谷航と、#15モッチラミンは昨年からの主力選手。内外角に絶対的な柱を持つ。
春を制した筑波大学は、リーグ戦の得点王に輝いた#11増田啓介のプレーが鍵。世代別代表でも活躍をし、ポストプレー、ランニングプレー、アウトサイドシュートと万能な選手。その他にも、東海大学にリーグ戦で2勝の白鴎大学、学生界随一の突破力を活かして得点とアシストを量産する#34盛實海翔を擁する専修大学も面白い存在だ。
J SPORTS 編集部
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