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野球 コラム 2026年10月19日

大谷翔平、二刀流継続宣言

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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スプリングトレーニングでライブBPに登板した大谷

結果が伴わなければ、すぐに懐疑論が出る。ドジャースの大谷翔平投手(32)は左膝、右上腕のコンディション不良により、不完全燃焼で2026年シーズンを終えた。

10月15日(日本時間16日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦の試合後。クラブハウスでは多くのメディアに囲まれた。米メディアから来季は二刀流にまた挑戦するのか?と聞かれた。

「もちろん(二刀流を)続けていく気持ちで頑張りたいなと思っていますし、そのためにしっかりオフシーズン過ごしたいなと思っています」

そう答えると再び、念を押すように「来年も二刀流にチャレンジするか?」と質問された。

「そうですね、はい。(投打の)全部やるつもりで、もちろん。より良いシーズンになるように頑張りたいなと思っています」

ポストシーズン リーグチャンピオンシップシリーズ

大谷とすれば、二刀流を続けることは当然のことだ。一方で周囲からは負担や負傷リスク、そして終盤の打撃不振により、二刀流懐疑論が出る。過去、誰もなしなかった水準で投打の好成績を続けてきたからこそ、今季の負傷と成績で一刀流推薦論が浮上してしまう。

これまでの大谷がすご過ぎたがゆえ、今季の成績が物足りなく映ってしまう。ただ、最終的に今季残した成績は仮にこれがメジャーでの二刀流1年目だったら、メディアもファンも十分に「すごい」と認める数字ではないだろうか。

投手としては、6回110球を投げた7月3日のパドレス戦が今季の最終登板だった。結果的に14試合に先発し、8勝2敗、防御率1.79、85回2/3で95三振をマーク。途中まではサイ・ヤング賞を十分に争えるほど、パフォーマンスは充実していた。打者としては135試合、618打席に立ち打率.275、30本塁打、81打点、OPS.889をマークした。

リーグ優勝決定シリーズ第4戦の本塁打は、8月18日のロッキーズ戦以来、実に自己ワーストとなる116打席ぶりだった。9月とポストシーズンの10月、大谷のスランプは目立った。当然、大谷本人は自身のパフォーマンスや貢献には納得していない。

「ポストシーズンでまず投げられていないですし、最後の1カ月もそうですけど、そこはまず自分の中で不甲斐ないなというか、不満があるポイントではある」

右腕、左膝の詳細な状態は不明。オフに入り、医療スタッフらとともにどう治療し、回復させ、リハビリの計画を立てるのか。

試合直後には「体のことに関してはこれから、オフシーズンに入るのでそれ(治療法や回復方法の決定)はまたこれからになる。今の段階では特に何も。治療も含めてどうなっていくのか、まだちょっと分からない」と説明した。手術が必要な症状なのか、保存療法で進めることができるのか不明だ。

「自分の力なさというか、そこをまた実感するシリーズだった。残念ながら(ワールドシリーズ3連覇の)目標は達成できなかったですけど、また来年からの糧にしたいなと思っています」

今季は二刀流として完全復活を期すシーズンだった。レギュラーシーズンとポストシーズンを通して、投打で貢献したかった。2027年、大谷は二刀流としてプレーする。プロ入り後やメジャー移籍後も、常について回った二刀流懐疑論。来季は33歳になり、プロ15年目、メジャー10年目を迎える。

仮に負傷が続き、成績を落とせば雑音は大きくなる。二刀流として完走し、周囲を黙らせる結果を残す。二刀流継続宣言は、揺るがぬ意思の表れだ。

文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)

J SPORTS編集部

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