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髙橋宏斗(ドラゴンズ)
6年ぶりのAクラス、15年ぶりのリーグ制覇へいざ出陣だ。
中日ドラゴンズの2026年シーズンが3月27日(金)に開幕する。敵地・マツダスタジアムでの広島戦でスタートし、2カード目に本拠地・バンテリンドームナゴヤへ戻って巨人戦だ。
今季はどんな戦力で戦うことになるのか。本稿では投手陣についてまとめたい。
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◆先発陣:髙橋宏&金丸の「同級生コンビ」が軸
先発の軸は髙橋 宏斗と金丸 夢斗の「同級生コンビ」だ。今季はともにワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選ばれ、開幕前からヒリヒリとする時間を過ごしてきた。
髙橋宏は高卒6年目を迎え「無双」のシーズンが期待される。昨季は自身最多の171回2/3を投げるも、8勝10敗と負け越し。今季は15勝以上、10個近くの勝ち越しを記録して、チームを上位に導きたい。
大卒2年目の金丸はルーキーイヤーの昨季、勝ち星こそ2勝と伸びなかったが、15登板中、QS(クオリティスタート:6回自責点3以下)を12度達成。4球団競合ドラフト1位の実力を見せてくれた。今季は規定投球回到達、2桁勝利を目指したい。
脇を固めるのがベテラン陣。昨季カムバック賞に輝いた大野 雄大は今季も健在。味わいのある投球でローテを支える。開幕投手に指名された柳 裕也は、昨オフにFA権行使の可能性もあったが残留を決断。節目の10年目に挑む。昨季規定投球回を投げた松葉 貴大、40歳を迎える涌井 秀章もスタンバイしている。
外国人ではカイル・マラーが2年目も先発陣の一角に。2mを超える身長から繰り出す速球は威力抜群だ。若手の松木平 優太、仲地 礼亜、三浦 瑞樹、草加 勝も黙っていられない。彼らの頑張りがチームの底上げにもつながる。
◆先発陣:髙橋宏&金丸の「同級生コンビ」が軸
昨季46セーブを挙げた松山 晋也が、春季キャンプ中に左脇腹肉離れを発症。8回を投げてきた清水 達也は腰のコンディション不良でスロー調整。絶対的クローザーとセットアッパー不在で開幕を迎える。
代役守護神は新加入のアルベルト・アブレウが有力だ。2024年に西武で28セーブを記録した剛腕は、155キロ前後のツーシームを武器に打者へ向かっていく。松山が帰ってくるのは4月中頃の見込み。それまでの数週間で役割を果たしたい。
同じく外国人のウンベルト・メヒアも救援に回りそうだ。昨季は夏場からブルペンに入り、好投を続けた。こちらもWBCでパナマ代表の一員として投げており、状態は仕上がっている。
4年連続50試合登板を果たした藤嶋 健人は、テンポの良い投球で流れを呼び込む。選手会長としての発信にも注目だ。勝野 昌慶と梅野 雄吾の剛腕コンビ、左の橋本 侑樹と齋藤 綱記にもブルペンを支えてもらいたい。
中日ドラゴンズ2026
◆新戦力:新人3投手が開幕から戦力に
3人の新人投手が開幕から戦力になりそうだ。
中西は強気かつ小気味良い投球が身上。常時140キロ台後半を記録する速球を軸に、曲がり幅の大きいカーブ、低めに落とすフォークを使い分ける。オープン戦では4試合に投げて防御率2.16と好成績。投げる度に内容を良化させ、2カード目の巨人戦デビューを控える。
櫻井は175cm68kgと体格に恵まれない中でも、150キロに届く速球を投げ込む。変化球の種類も豊富で、コントロールも抜群。オープン戦で16イニング無失点と、中西を凌ぐほどの評価を得ている。こちらは開幕2戦目の先発見込みだ。
牧野は26歳でプロ入りのオールドルーキー。昨季プレーしたオイシックス新潟では、夏場から救援に転向。速球とチェンジアップの組み合わせで打者を抑えてきた。第三の球種・スライダーも制球良く、一軍の戦力になり得る。
文:加賀一輝/写真:産経新聞社
加賀 一輝
1988年3月6日、愛知県生まれ。2016年~23年まで『スポーツナビ』にて編集・編成を担当。在職中に五輪・パラリンピックへの派遣、『Number』『文春オンライン』等への寄稿を経験。24年より独立。スポーツに関するライティング、編集、MCなど幅広く活動する。趣味は草野球で、1週間で20イニング投げることも。Xアカウント
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