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野球 コラム 2026年3月4日

【広島好き】WBC開幕。過去にカープから出場した選手を振り返ってみた

野球好きコラム by 大久保泰伸
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9回、二塁打を放つ小園海斗(日本代表vs.中日)

3月5日(木)に開幕する第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。カープからは小園海斗が出場します。2023年に行われた前回大会では、カープから出場した選手は1人もいませんでしたが、過去には多くの選手が侍ジャパンのメンバーに名を連ねています。

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◆2006年第1回大会:新井貴浩

日本がWBC初代王者となった2006年の第1回大会には、現監督の新井貴浩が出場。前年のセ・リーグ本塁打王でしたが、代表では一塁と三塁の控え兼代打という位置付けで、本線の出場は2試合で3打席のみ。

代打で途中出場した第1ラウンドのチャイニーズ・タイペイ戦で安打を放っています。同年のシーズン成績は146試合出場で打率.299、25本塁打、100打点を記録しています。

◆2009年第2回大会:石原慶幸、栗原健太

2009年の第2回大会には石原慶幸と栗原健太が出場。石原は城島健司、阿部慎之助という強力捕手陣で第3の捕手的な役割で、出場は第2ラウンドでの韓国戦の1試合のみ。登録メンバーの中で、ただ1人打席に立つ機会がありませんでした。

栗原は大会当初は予備登録選手で、第2ラウンドで負傷した村田修一に代わって追加招集され、アメリカで行われた準決勝からの合流となりました。準決勝のアメリカ戦では代打での出場で三振、韓国との決勝戦では7番・指名打者でスタメン出場しましたが、2打席ノーヒットに終わっています。


石原の同年のシーズン成績は124試合出場で打率.206、10本塁打、37打点、栗原は140試合出場で打率.257、23本塁打、79打点でした。

◆2013年第3回大会:前田健太、今村猛

ミスター赤ヘル・山本浩二監督が指揮をとった2013年の第3回大会には、前田健太と今村猛が出場。

前田は大会7試合中3試合に先発し、第1ラウンドの中国戦、第2ラウンドのオランダ戦とも5回無失点でいずれも勝利投手になり、準決勝のプエルトリコ戦でも5回1失点と好投しましたが、チームは敗れて3連覇を逃し、本人も敗戦投手となっています。

メンバー最年少での出場となった今村は2試合に登板。第1ラウンドのキューバ戦では5番手で登板して3失点を喫してしまいましたが、第2ラウンドのオランダ戦では4番手として登板して1イニングを無失点に抑えています。

同年のシーズン成績は、前田が26試合登板で15勝7敗、防御率2.10、今村は57試合登板で2勝5敗3セーブ18ホールド、防御率3.31でした。

◆2017年第4回大会:菊池涼介、田中広輔、鈴木誠也

チームがリーグ3連覇の真っ只中だった2017年の第4回大会には、菊池涼介、田中広輔、鈴木誠也が出場。

菊池は全7試合に2番・二塁でスタメン出場し、準決勝のアメリカ戦で本塁打を放つなど打率.267、4打点を記録。真骨頂を見せたのはやはり守備で、2次ラウンドのオランダ戦でのダイビングキャッチからのグラブトスは、海外のメディアで「魔法使い」と称されるほどでした。

田中は1次ラウンドの中国戦とオランダ戦に1番でスタメン出場。中国戦は遊撃手、オランダ戦は三塁手で、中国戦で2安打をマークしましたが、オランダ戦は5打席ノーヒット。惜敗した準決勝のアメリカ戦は代走のみの出場で、3試合で打率.250という成績に終わっています。

鈴木は7試合中4試合にスタメン出場。第1ラウンドのオーストラリア戦では2安打1四球と活躍しましたが、2試合でノーヒットと不振で、チームが敗れた準決勝のアメリカ戦では出場機会がありませんでした。

途中出場となった2次ラウンドのオランダ戦では、タイブレークの延長11回に決勝点につながる貴重な送りバントを決めるなど、役割も果たしましたが、5試合で打率.214とやや不本意な成績で、メジャーリーガーとして出場する今大会は、主軸打者として活躍を期しています。

同年のシーズン成績は、菊池が138試合出場で打率.271、14本塁打、56打点、田中は143試合出場で打率.290、8本塁打、60打点、鈴木は115試合出場で打率.300、26本塁打、90打点でした。

WBC当年のシーズン成績を見ると、シーズン前の過酷な大会の影響もあってか、成績を落としている選手が少なくないですが、今大会に出場する小園はどんな活躍を見せて、どんなシーズンを迎えるのか。注目したいところです。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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