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1回、ソロ本塁打を放つ牧秀悟(日本代表vs.中日)
3月5日(木)にワールド・ベースボール・クラシック2026が開幕します。今回で6回目を迎えるこの大会、第1回、2回以来となる連覇を目指す侍ジャパンに、ベイスターズからは牧秀悟が出場予定となっています。
牧は前大会に続く2大会連続出場となりますが、過去の大会でベイスターズからどんな選手が出場していたのか。調べてみました。
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◆2006年第1回大会:多村仁、金城龍彦、相川亮二
記念すべき第1回、2006年の大会ではベイスターズ(当時は横浜ベイスターズ)から多村仁と金城龍彦、現監督の相川亮二が出場しています。
多村は主に5番・レフトで第1ラウンドから決勝戦までの8試合全てにスタメン出場(3番1試合、6番2試合)し、チーム最多の3本塁打を放つなど打率.259、3本塁打、9打点をマークしました。
開幕戦の中国戦から次戦のチャイニーズ・タイペイ戦で2試合連続弾の後、準決勝での韓国戦ではダメ押しの一発と、本塁打は全てアジア諸国からのものでした。
金城は外野のバックアップ要員として、主にイチローや福留孝介に代わる途中出場で5試合に出場。6打席で安打は第1ラウンドのチャイニーズ・タイペイ戦での1本のみに終わっています。
相川は里崎智也、谷繁元信に次ぐ第3捕手的な立場で、試合出場は第1ラウンドのチャイニーズ・タイペイ戦の1試合のみ。終盤からの途中出場ながら、安打も記録しています。
◆2009年第2回大会:村田修一、内川聖一
韓国戦でのイチローの決勝タイムリーで連覇を果たした2009年の第2回大会には、村田修一と内川聖一が出場。
村田は出場7試合中、4試合でスタメン4番を任されて第1ラウンド初戦の中国戦と第2戦の韓国戦で2試合連続本塁打を記録しましたが、第2ラウンド最終戦、この大会4度目の対戦となった韓国戦で右足太腿裏の肉離れを発症し、無念の途中帰国となっています。大会通算成績は7試合で打率.320、2本塁打、7打点を記録しています。
内川は左翼手、一塁手、指名打者として6試合に先発出場。打率.333、1本塁打、4打点を記録しています。韓国との決勝戦では、延長10回に先頭打者として安打を放って出塁し、イチローのタイムリーで決勝点のホームを踏みましたが、この試合では左翼守備で、スライディングキャッチから素早い送球で打者走者を二塁でアウトにしたプレーも印象深いものでした。
◆2017年第4回大会:筒香嘉智
現役メジャーリーガー不在で挑んだ2013年の第3回大会は、ベイスターズからの選出はまさかのゼロ。チームは決勝ラウンド初戦でプエルトリコに敗れ、準決勝敗退で3連覇を逃しています。
小久保裕紀監督がチームを率いた2017年の第4回大会は、筒香嘉智が出場。準決勝でアメリカに惜敗して2大会連続で優勝を逃しましたが、筒香は6戦全勝で終えた1次、2次ラウンドからアメリカ戦まで7試合全てに4番・左翼手でスタメン出場し、5番に入った中田翔と並ぶチームトップタイの3本塁打を放っています。
打率.320、8打点と、充分に4番の重積を果たした数字でしたが、当の本人は「日の丸の重みをとてつもなく感じた」と当時を振り返っています。
◆2023年第5回大会:牧秀悟、今永昇太
そして前回、3度目の世界一に返り咲いた2023年の第5回大会は、前述した牧と今永昇太の2人が出場しています。
牧は第1ラウンドの韓国戦と決勝ラウンド準々決勝のイタリア戦にスタメン出場し、1次ラウンドでは途中出場の中国戦とチェコ戦で本塁打を放っています。大会成績は6試合の出場で打率.200、2本塁打、2打点でしたが、準決勝のメキシコ戦は代打出場で凡退、決勝のアメリカ戦は出場がなく、今大会では最後までグラウンドに立ち続けての世界一を誓っています。
意外にもベイスターズでは投手で唯一の出場者である今永は、1次ラウンドの韓国戦で、ダルビッシュ有に次ぐ第2先発として登板して3回1失点、準々決勝のイタリア戦では3番手として登板して1回無失点。そして決勝戦のアメリカ戦で先発を任され、2回1失点ですが記録上では勝利投手となりました。
これまでの5大会でベイスターズから7人と、数こそ多くはないですが、出場した選手はほとんど主力として何らかの結果を残しています。今回出場する牧はどんな活躍を見せてくれるのか。期待したいと思います。
文:大久保泰伸
大久保泰伸
フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。
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