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22年ドラフト1位斉藤優汰
ドラフト1位の平川ら新人が注目を集める広島春季キャンプで、22年ドラフト1位斉藤優汰が、開幕一軍争いに食らいついている。
キャンプインは2軍で迎えた。昨秋キャンプでは、ブルペンでも投球の精度が不安定で、実戦では球速が出ていなかった。ひと冬を越えて、はい上がってきた。
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広島 vs. 中日(03/07) ~オープン戦~ J SPORTS STADIUM2026
配信日時 : 2026年3月7日(土)午後0:55 ~
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広島 vs. 中日(03/08) ~オープン戦~ J SPORTS STADIUM2026
配信日時 : 2026年3月8日(日)午後0:55 ~
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横浜DeNA vs. 広島(03/10) ~オープン戦~ J SPORTS STADIUM2026【限定】
配信日時 : 2026年3月10日(火)午後0:50 ~
停滞感を抜け出すため、フォームの意識を大きく変えた。まずは始動後に重心を軸足に残しながら、踏み出していく考えを捨てた。
「左足が着いたら、体重はもう軸足に残っていない。右足を踏み出したときにはもう、移動しきっているようなイメージです」
軸足の右足から踏み出す左足への重心移動が早くなれば、上体の開きが早くなることも懸念される。また、下半身の力が伝わり切らず、球威への影響も懸念される。いずれも悪影響は出ていない。それどころか昨秋キャンプでは実戦で140kmに満たない登板もあった中で、今春はすでに150km超をマークしている。
さらにリリース時の腕の高さへの考えも変わった。これまでは189cmの長身を生かすように上から振り下ろそうとする意識が強かったが、その考えも捨てた。「自分の中ではめっちゃ低い位置から投げているイメージなんですけど、映像でも、周りからも変わっていないと言われるんです。今まで頑張ってオーバースローで投げようとしていたのが、横に振っているイメージにしました。」
見た目にはトップの位置は変わっているように見えない。ラプソードの数値を見ても、腕が横振りになったときに見られるような数値も出ていない。外見上は変わらなくても、大きな意識改革によって投球が明らかに変わった。
二軍キャンプでのアピールが実り、2月10日の一軍キャンプの紅白戦に招集された。1回無安打無失点。球速は最速151kmを計測した。結果だけでなく、内容でも成長を示し、二次キャンプ地の沖縄行きを勝ち取った。
「以前よりも力感なく投げられている。最初に力をいれるだけで、そこからは力を入れていない。弾いて投げている感覚なんです。昨年より楽にスピードが出ている感覚があります」
15日の巨人との練習試合から始まった対外試合には、17日の楽天との練習試合まで2試合連続で登板し、無失点に抑えてアピールした。開幕一軍争いでは序列は低いかもしれないが、与えられた登板機会で結果と好内容を見せれば、逆転する可能性は十分ある。これまでの理想を捨てた"ドラ1"右腕が新たな投手像を描き、一軍争いにしがみついていく。
文:前原淳
前原淳
カープ取材歴18年。03年に地元福岡の大学を卒業後、上京。編集プロダクションで4年間の下積みをへて、07年に広島の出版社に入社。14年12月にフリー転身。現在は日刊スポーツの契約ライターとして広島担当。日刊スポーツだけでなく、NumberWebにて「一筆入魂」を隔週連載するなど幅広いメディアに原稿を執筆するカープライター。X → @mae_junjun
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