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Agreスタジアム北谷
2月も下旬に差し掛かり、プロ野球の春季キャンプは終盤を迎えている。実戦機会も増え、各チームで振るい落としの段階に入ったようだ。
中日ドラゴンズも御多分に洩れず、激しいポジション争いが繰り広げられている。本稿では、2月21日(土)のオープン戦開幕を前に、練習試合の模様を振り返りつつ、オープン戦のみどころを簡単にまとめたい。
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◆練習試合は1勝3敗1分け
一軍の練習試合は計5試合行われた。結果は以下の通り。
・2月11日(水)●2-10 横浜DeNA @宜野湾
・2月12日(木)◯4-1 東京ヤクルト @北谷
・2月15日(日)△1-1 横浜DeNA @北谷
・2月17日(火)●3-5 北海道日本ハム @名護
・2月19日(木)●4-8 北海道日本ハム @北谷
5試合で1勝3敗1分けと負けが先行してしまった。ただ、接戦を演じるゲームも多く、結果以上に一定の成果もありそうだ。
11日の横浜DeNA戦はドラフト6位・花田旭(東洋大学)と、5位・新保茉良(東北福祉大学)の1・2番コンビが機能。2点を追う3回に花田が二塁打、新保が三塁打を放ち得点。4番・鵜飼航丞のタイムリーで新保が還り、同点としている。
翌12日の東京ヤクルト戦は先発・松木平優太が3回無安打無失点の好投。WBC日本代表に選ばれている高橋宏斗はピンチを背負ってから連続奪三振と、力強さを見せた。打線は9番・中堅でフル出場の三上愛介(愛媛マンダリンパイレーツ)が2安打2打点。育成ドラフト3位の外野手がアピールを続けている。
15日の横浜DeNA戦はドロー。先発・金丸夢斗が3回で5安打を打たれながらも1失点にまとめる、まずまずの投球。ドラフト1位・中西聖輝(青山学院大学)も実戦デビューを果たし、1回をわずか8球で三者凡退に抑えている。
17日は新庄剛志監督率いる北海道日本ハムと激突。3回までに3-1とリードするも、中盤以降に逆転されて敗れた。この日2番に入った鵜飼が「チーム1号」となるソロを叩き込み、投げては新外国人のアルベルト・アブレウが2回1失点3奪三振、ドラフト2位・櫻井頼之介はピンチを背負いながら無失点投球を見せている。
19日の北海道日本ハムとのリターンマッチは敗れてしまったが、新外国人のミゲル・サノーが「来日初安打」をマーク。来日2年目のジェイソン・ボスラーは右翼ポール際へ特大の一発。投げては先発の柳裕也が2回を完全投球。試合後には井上一樹監督が開幕投手候補である旨を示唆している。
◆北谷3連戦のあとは侍ジャパン戦
21日(土)からはオープン戦が始まる。中日は23日(月)まで北谷にて3連戦。阪神、巨人、千葉ロッテを迎える。月末の27日(金)28日(日)には、本拠地・バンテリンドームナゴヤで、WBC日本代表と対戦予定。まずこの5試合が今シーズンへの試金石となりそうだ。
目下の関心事は開幕投手だろう。前述の柳以外だと、金丸や大野雄大、松葉貴大が候補とみられ、北谷3連戦明けにはおおよその方向性が見えそう。高橋宏のWBC参戦で巡ってきた機会を手にするのは誰か。先発陣でいうと開幕ローテの行方も気になる。
ブルペン陣は底上げが必要だろう。先発ローテに漏れた投手が救援に回ることも想定される。また、絶対的クローザー・松山晋也がここにきて上半身のコンディション不良を訴えており、大事に至らないことを祈るばかりだ。
野手陣は絶対的レギュラーが岡林勇希と細川成也の2人。あとは流動的で、開幕までポジションが決まらない可能性もある。
キーマンになるのがサノー。彼が一塁手としてある程度稼働できそうなら、ボスラーを三塁or左翼に回すことになり、玉突きで他の選手も動いていく。19日の動きを見る限りはまずまずで、身体を絞っていけば稼働率は上がっていきそうだ。
文:加賀一輝/写真:産経新聞社
加賀 一輝
1988年3月6日、愛知県生まれ。2016年~23年まで『スポーツナビ』にて編集・編成を担当。在職中に五輪・パラリンピックへの派遣、『Number』『文春オンライン』等への寄稿を経験。24年より独立。スポーツに関するライティング、編集、MCなど幅広く活動する。趣味は草野球で、1週間で20イニング投げることも。Xアカウント
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