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Agreスタジアム北谷
2026年が始まり、あっという間に1ヶ月が経とうとしている。2月からは春季キャンプがスタートし、また新たなシーズンが本格的に始まる。
球団創立90周年を迎えた中日ドラゴンズは、例年以上に張り切ってキャンプインすることだろう。今年も沖縄でキャンプが行われ、一軍は北谷町、二軍は読谷村で研鑽を積む。
本稿では野手陣の見どころについて、5つのポイントをまとめてみた。
◆メジャー164本塁打・サノーの実力は?
今季の補強の目玉といえば、ミゲル・サノーの獲得。2年連続シーズン30発を含む、メジャー通算164本塁打の実績を誇る大砲だ。
近年は故障がちで鳴りを潜めていたが、今オフのドミニカ冬季リーグで23試合出場、9本塁打&OPS1.039と復活の兆しを見せている。
持っている力を十分に発揮すれば、火力不足の打線が一気にグレードアップする。かつてのタイロン・ウッズ、今のNPBでいえばフランミル・レイエス(日本ハム)級の活躍に期待したい。なお、守備は一塁に固定、交流戦時はDHを担うと思われる。
◆大卒ルーキーが一軍スタート
新人野手は2人が北谷スタート。ドラフト5位の新保茉良(東北福祉大学)、6位の花田旭(東洋大学)が該当する。
新保はスローイングが持ち味の遊撃手。強い送球と正確さを持ち合わせ、新人合同自主トレで視察した堂上直倫コーチも太鼓判を押す。左打ちの打撃は意外性のあるところが魅力。プロの練習に耐え、実戦でアピールすれば、レギュラー争いのダークホースになるかもしれない。
花田は187センチ87キロの大型外野手。東都大学リーグで2期連続ベストナインの実績を持つ。強肩強打が武器だが、昨秋のリーグ戦で打率.342を記録。確実性の向上もアピールしたい。
◆捕手、三塁手…熾烈なポジション争い
熾烈なポジション争いもみどころの1つだ。ここでは捕手と三塁手について簡単にまとめたい。
捕手は昨季、石伊雄太がルーキーながらチームトップの出場数を記録。正捕手争いの1番手に入っている。石伊を追うのが木下拓哉、加藤匠馬の両ベテラン。若手の味谷大誠の成長も見たい。
三塁手は事実上のレギュラー不在。昨季ケガに泣いた福永裕基、不本意なシーズンが続く石川昂弥の奮起を期待したい。ただ、サノーが万全であれば、ジェイソン・ボスラーが三塁をメインにする可能性もある。動向を見守っていこう。
◆磐石の外野陣、夕方までの猛練習は必見
ポジション争いでいうと、外野は磐石に見える。不動のセンター・岡林勇希、主砲・細川成也、復活した天才・上林誠知の3人は、今の球界でも屈指のメンツ。ここに風穴を開けるのは簡単なことではない。
当然、3人も居場所の確保に向け、練習は怠らない。昨年の春季キャンプでは、上林がメイン球場最後の1人になるまでロングティーを行い、室内練習場では岡林と細川が淡々とバットを振り続けていた。
もし現地に行かれる方がいれば、時間の許す限り練習を見てもらいたい。これだけの練習をしないとレギュラーは獲得できないと思い知らされるはずだ。
◆一・二軍の入れ替えは?
もちろん、期間中には一軍と二軍の入れ替えもあるだろう。
二軍キャンプにはブライト健太や土田龍空、復帰した阿部寿樹が名を連ねる。例年じっくり調整を行う大島洋平、左肘脱臼からの復活を目指す高橋周平も読谷スタートだ。昨季高卒ルーキーながら9本塁打を放った森駿太も読谷組から飛躍を誓う。
今季は本拠地・バンテリンドームナゴヤに「ホームランウィング」「アリーナシート」が誕生し、フィールドが狭くなる。打者に有利に働く環境に生まれ変わることで、より一層野手陣の頑張りが必要。CS進出、リーグ制覇に向け、まずはどの選手もケガなく1ヶ月を乗り切ってもらいたい。
文:加賀一輝/写真:産経新聞社
加賀 一輝
1988年3月6日、愛知県生まれ。2016年~23年まで『スポーツナビ』にて編集・編成を担当。在職中に五輪・パラリンピックへの派遣、『Number』『文春オンライン』等への寄稿を経験。24年より独立。スポーツに関するライティング、編集、MCなど幅広く活動する。趣味は草野球で、1週間で20イニング投げることも。Xアカウント
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