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野球 コラム 2026年1月30日

【横浜好き】筒香嘉智がベイスターズのキャプテンに就任。前回就任時の2015~19年の成績を調べてみた

野球好きコラム by 大久保泰伸
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筒香嘉智(ベイスターズ)

筒香嘉智が2026年シーズンのキャプテンに就任することが決まりました。相川亮二新監督の指名で、7年ぶりにチームのまとめ役を担うことになった筒香は、「大変光栄に感じています。誰よりも勝つことへの執念を持ち、泥臭く戦い抜く覚悟です」とコメントしています。

DeNAベイスターズとなった2012年から石川雄洋(2012~14年)、筒香、佐野恵太(2020~23年)、山﨑康晃(2023年のみ投手キャプテン)、牧秀悟(2024~25年)と、5人がその役割を務めていますが、筒香が前回キャプテンを務めた2015年から、2019年の5年間はチームにとって、そして筒香本人にとってどんなシーズンだったのか、調べてみました。

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プロ6年目、23歳でキャプテンに就任した2015年は、中畑清監督4年目のシーズンで、チームは最下位(62勝80敗1分、勝率.437)に終わっています。筒香個人はこの年、初の侍ジャパンに選出され、第1回プレミア12にも出場。

ベイスターズではスタメン出場した全ての試合で4番を任されるなど、自己最多(当時)の138試合に出場して打率.317、24本塁打、93打点と好成績を残しています。

アレックス・ラミレス新監督が就任した2016年は、不動の4番打者としてNPB史上初となる3試合連続マルチ本塁打を放ち、7月には球団新記録となる月間15本塁打をマークするなど覚醒。

最終的に133試合出場で打率.322、44本塁打、110打点を記録して自身初の打撃タイトルとなる本塁打王、打点王の二冠に輝き、チームは勝率5割を逃しながら(69勝71敗3分)も3位に入り、球団史上初のクライマックスシリーズ(CS)進出を果たしました。

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キャプテン就任3年目となった2017年は、ラミレス監督の方針でシーズン途中から3番での起用となり、最終成績は自己最多となる139試合に出場して打率.284、28本塁打、94打点と、前の2年からはやや成績を落としています。

それでもチームは貯金8(73勝65敗5分)と勝率5割を大きくクリアして3位となり、2年連続でCSに出場。CSではファーストステージでは阪神を撃破し、ファイナルシリーズでも2位に10ゲーム差を離して独走優勝だった広島を倒して1998年以来となる日本シリーズにまで駒を進めました。

甲子園での阪神戦は雨の中、グラウンドコンディションが最悪の試合で、打席で空振りした筒香が転倒して泥まみれになったシーンが印象に残っています。

2018年も前年と同じく139試合の出場で打率.295、38本塁打、89打点をマークしましたが、本塁打数の割に打点が少なかったのは、得点圏打率が.237と振るわなかったためで、この結果が翌年の打順につながることになります。チームは67勝74敗2分で借金7、4位に終わってCS進出を逃しています。

MLB移籍前最後のシーズンとなった2019年は、開幕から4番を任されましたが、オールスター明けからは2番での起用が増え、最終成績は131試合出場で打率.272、29本塁打、79打点と、キャプテン就任後、ワーストとも言える成績に終わっています。

その反面、チームは混戦となったシーズンで71勝69敗3分の貯金2ながら2位に入り、初の地元でのCS開催を決めています。

筒香が前回キャプテンを務めた5年で、チームはCS進出が3回、4位1回、最下位1回という結果でした。自身の成績とチームの成績は必ずしも連動していないようですが、今季は筒香のリーダーシップがどう発揮され、チームにどんな影響を与えるのか。注目したいと思います。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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