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野球 コラム 2026年1月15日

【広島好き】今年は午年。そこでカープの『午年』の成績を調べてみた

野球好きコラム by 大久保泰伸
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マツダスタジアム

今年は『午(ウマ)年』。さらに午年のなかでも、60年に一度だけ巡ってくる『丙午』(ひのえうま)の年にあたります。科学的根拠のない迷信により、前回は出生率が激減したといういわくつきの干支の年になりますが、今回はカープの『午年』の成績を調べてみたいと思います。

◆2014年:3位 2年連続でCS進出

まず、直近の2014年のシーズン成績は3位。野村謙二郎監督のもと、前年に球団史上初のクライマックスシリーズ(CS)進出を果たしたチームは、1996年以来となる70勝の大台を超え、74勝68敗2分でリーグ優勝した巨人と7.5ゲーム差、2位の阪神とは0.5ゲーム差の3位で2年連続となるCS進出を果たしました。

この年はドラフト1位入団の大瀬良大地が10勝をマークして新人王に輝き、エルドレッドが37本塁打で初の本塁打王。丸佳浩が外野手部門で初のベストナインに選出され、前田健太、菊池涼介、丸がゴールデングラブ賞を受賞しています。

CSでは前年ファーストステージで破った阪神との再戦となりましたが、0-1、0-0と無得点で敗退し、野村監督はこの年限りでユニフォームを脱いでいます。

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◆2002年:5位 低迷期の真っ只中

山本浩二監督第2次政権時の2002年のシーズン成績は5位。当時は15年連続Bクラスの低迷時真っ只中のチームで、64勝72敗4分は優勝した巨人と21ゲーム差の5位でした。

この年はタイトル、リーグ表彰者はゼロで、投手陣では長谷川昌幸が13勝、黒田博樹が10勝と2人が2ケタ勝利を挙げ、リリーフは小山田保裕が30セーブを記録。打撃陣では、規定打席到達者で、前田智徳と緒方孝市が打率3割(.308、.300)をマーク。

本塁打数では金本知憲が29本塁打、新井貴浩が28本塁打、緒方が25本塁打、前田も20本塁打を記録しましたが、開幕直後に前田とロペスが走塁を巡ってベンチ裏で大喧嘩というアクシデントもあり、シーズン後には金本がFA流出と、低迷時を象徴するような時期でした。

◆1990年:2位/1978年:3位 翌年の優勝につながる好成績

山本浩二監督第1時政権時の1990年は2位(66勝64敗2分)、古葉竹識監督時の1978年は3位(62勝50敗18分)とAクラス入りを果たしており、いずれも翌年のリーグ優勝につなげています。

1990年はプロ2年目の野村謙二郎が33個で盗塁王を獲得し、正田耕三が二塁手でゴールデングラブ賞を受賞。投手陣ではドラ1ルーキーの佐々岡真司が先発、リリーフでフル回転して13勝11敗17セーブの好成績を残しましたが、新人王は史上初の新人で最優秀救援投手に輝いた与田剛で、佐々岡はセ・リーグ会長特別賞を受賞しています。

1978年は南海からトレードで江夏豊が加入し、打線はこの年初の本塁打を獲得した山本浩二の44本塁打を筆頭に、ギャレットが40本塁打、ライトルが33本塁打、衣笠祥雄が30本塁打、打率.348で首位打者に輝いた水谷実雄も25本塁打を記録して、チーム本塁打205本塁打の打撃陣は『200発打線』と呼ばれました。

前半戦の出遅れでシーズンは3位で終了しましたが、後半戦に猛烈な追い上げを見せたチームは、その勢いのまま翌年から2年連続リーグ優勝、日本一を果たしています。

◆前回の丙午だった1966年は4位

2リーグ分裂後、初の午年のシーズンとなった1954年は、白石勝己監督のもと4位(56勝69敗5分)でしたが、さて、前回の丙午、1966年はどんな年だったのでしょうか。通算198勝と球団創世記の大エース、長谷川良平監督2年目のシーズンは、57勝73敗6分で4位でした。

この年は9月に入った時点で3位と、球団初のAクラスを目前としていましたが、終盤に10連敗を喫して転落しています。個人では、山本一義が外野手部門で初のベストナインに選出され、投手では龍憲一と池田英俊が16勝、王貞治のライバルと言われた左腕の大羽進が13勝をマーク。野手では古葉竹識、田中尊、横溝桂がオールスターに出場しています。

振り返ってみると、午年のカープは初優勝以前の弱小球団時代でも最下位はなく、さらに翌年以降の躍進につながっている年も多くなっています。丙午の今季の結果はどうなるのか、楽しみにしたいと思います。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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