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野球 コラム 2025年12月26日

今井達也と岡本和真、現地メディアが名前を挙げる2人に最適なチームとは?

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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侍ジャパンでの今井達也

MLBのFA市場は、未契約の大物選手をそれなりに残したまま、ホリデーシーズンを迎えることになった。

ここには、NPBからポスティングでのMLB行きを目指す今井達也と岡本和真も含まれる。『MLB.com』は現地12月25日付で、「残りのFAトップ14選手の最適チームを見つける」と題した記事を掲載し、日本人選手2人を含む注目選手に最適な球団を考察している。

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記事を寄稿したアンドリュー・サイモン記者は、今冬のFA選手全体で11位にランクインした今井について、最適チームをヤンキースとした。

これについて同記者は、「ブロンクスでは先発ローテーションの補強を切実に必要としているわけではないかもしれない」としつつ、「チームには肘の手術から復帰する3投手(カルロス・ロドン、ゲリット・コール、クラーク・シュミット)がいるのも事実であり、コールとシュミットはトミー・ジョン手術からのリハビリ中である」と、投手陣の懸念点を指摘。

さらに、「キャム・シュリトラーと、ウィル・ウォーレンは2025年のルーキーであり、ルイス・ギルは手堅い防御率はマークしたものの、11試合の先発登板で不安定さを露呈した」とした。

その上で、「イマイにはNPBからやって来る全ての選手と同じようにリスクがないわけではないが、27歳は日本で安定して素晴らしい成績を残してきた実績があり、マックス・フリードに続く存在として、既存の先発ローテーションプランが崩壊した際にヤンキースを守る上でかなり適任である」と論じている。

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侍ジャパンでの岡本和真

一方、岡本は今冬のFAランキングで16位にランクインしていたが、サイモン記者は海を渡る右の大砲に最もフィットする球団をパイレーツとした。

これについて同記者は、「パイレーツはここ数週間、ブランドン・ロウをトレードで獲得し、FAのライアン・オハーンと契約で合意するなど、攻撃面の弱点を補うことに奔走してきた」とした。

続けて「しかし、ピッツバーグがさらなる巨額の出費を厭わないのであれば、2025年にメジャーで5番目に失点が少ないながら、最も得点が低かっただけに、球団がここで止まる理由はない」と前置きした。

そして「もし、バックス(パイレーツの愛称)がポール・スキーンズ率いる投手陣に、10月までチームを牽引するチャンスを最大にしたいのであれば、2023年に41本塁打をマークするなど、NPBで安定して脅威の打棒となってきた29歳のオカモトを獲得するのは、非常に理に適っている」と論じた。

さらに記事では、「もしオカモトが打線の層を厚くしつつ、三塁を守ることができれば、ジャレッド・トリオロを引き続きユーティリティ選手として起用できる」上、「オハーンとスペンサー・ホロウィッツによる全左打者の一塁・指名打者コンビに対する右打者の保険にもなり得る」と、岡本獲得の利点を指摘している。

ちなみに、この記事によると現時点でのFAトップ5と最適の球団は以下の通りである。

1位 カイル・タッカー:ブルージェイズ
2位 アレックス・ブレグマン:レッドソックス
3位 ボー・ビシェット:ジャイアンツ
4位 コディ・ベリンジャー:メッツ
5位 レンジャー・スアレス:オリオールズ

J SPORTS編集部

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