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野球 コラム 2025年12月10日

今井達也、1億ドルを超える契約を予想。現地メディアによる最新評価

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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侍ジャパンでの今井達也

現地局『CBSスポーツ』は現地12月9日付で、海外からのFAで2026年シーズンにMLB移籍を果たすことになる選手についての特集記事を掲載し、その中で注目度の高い日本人選手について詳述している。

記事を投稿したクリス・タワーズ記者は、27歳で来季の開幕を迎える先発右腕の今井達也について、「イマイは来季の海外FA組の逸材であり、このオフシーズンは最高額の契約を結ぶものと目されている」と紹介。

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その上で、「ヤマモトの3億ドル(470億円)に及ばないのは、ほぼ確実ながら、イマイはこのオフシーズンの自由契約選手では、最も高額な契約を結ぶ投手の1人となるはずであり、『Fangraphs. com』は1億ドル(157億円)の契約を予測しているが、正直なところ、現時点でそれは少し安過ぎるように感じる」と、予想される契約額について言及。

さらに記事では、昨季の右腕による「防御率1.92は、現在のNPBが極度に飛ばないボールを使用する時代となっていることを考慮する必要はあるものの、リーグ平均の防御率3.04に対するERA+ 158は大まかに言って、昨季のフレディ・ペラルタ(ブルワーズ)と同じ数字だ」とした。

そして、「もちろん、ペラルタに問題はなく、もし彼がこのオフシーズンに27歳のフリーエージェントだったのであれば、間違いなく1億ドルの契約を結んでいただろう」としている。

続けて同記者は、「イマイは2025年の9回あたりの与四球をわずか2.5としたものの、キャリア序盤から制球を課題としてきたことは特筆すべきだろう」とした上で、「彼は2023年には、9回あたりの与四球を4以上としており、この部分の悪化は弊害となる」とした。

「とはいえ、この改善が続くようであれば、コウダイ・センガがメッツに入団する前年とほとんど同じようなシーズンを送った彼は、少なくとも先発ローテーションの2番手か3番手あたりにはなるだろう」と伝えた。

この後、記事では今井の投球レパートリーについて言及しており、「イマイの速球は平均95~96マイル(152.9~154.5キロ)ほどで、最速は98~99マイル(157.7~159.3キロ)ほどとなるが、これはMLBの平均球速より僅かに優れている」と指摘。

さらに「この速球は低いリリースポイントからフラットに入ってくるので、ジョー・ライアン(ツインズ)の速球に似ており、出発点としてはとても良い」と評価した。

また、変化球についても「スライダーは独特の変化により、打者の左右の違いを問題としない」「彼はチェンジアップ、スプリット、バルカンチェンジアップなど、いくつかのオフスピードピッチも持っており、こうした彼の変化球はどれも2025年に優れた空振り率をマークした」と、その特徴を説明した。

その上で、「独特のスライダー、バラエティに富んだオフスピードの変化球、そして低いリリースポイントなど、イマイのように投じる投手は多くないことを考慮すると、イマイは数多くの三振を奪うだろう」との評価を与えている。

J SPORTS編集部

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