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王子vs. JFE東日本
第96回都市対抗野球大会は9月6日(土)が第10日。この日の第3試合はベスト4最後の座をかけて、王子(東海第6代表/春日井市)と、JFE東日本(南関東第2代表/千葉市)が対戦した。
王子はパナソニック、西部ガスを下しての勝ち上がり。JFE東日本はHonda、ENEOSを退けてのベスト8入りだ。
王子は1回裏、二死満塁から6番・高垣鋭次が押し出しの四球を選び、次打者の5球目にはパスボールが出て三塁走者が生還。初回から2-0とリードを奪った。王子は3回裏にも、5番・神鳥猛流が無死1塁からライトに2ラン本塁打。
王子はさらに5回裏、5番・神鳥が5一死3塁からセンターオーバーのタイムリー二塁打を放つ。二死からも7番・山ノ井隆雅のタイムリー安打、9番・中川壱生のタイムリー二塁打と連打があり、大量7点のリードを確保した。
王子の勢いは止まらない。6回裏にはルーキーの3番・柴崎聖人が左中間スタンド最上段に打ち込む2ラン本塁打を放ち、9-0とした。
JFE東日本は8回表、7番・大森廉也のタイムリー安打で王子の九谷瑠から初得点を奪う。9回にもチャンスを得たが、こちらは王子のリリーフ陣から得点を挙げられなかった。王子が9-1でJFE東日本に完勝し、明日の準決勝進出を決めている。
◆試合結果
JFE東|0 0 0 0 0 0 0 1 0|1
王 子|2 0 2 0 3 2 0 0 X|9
◆投手
・JFE東:渡邊力哉、立石 健、蒔田 稔、金田泰成、山田啓太、本定史好
・王 子:九谷 瑠、宮崎隼輔、柳橋巧人
◆本塁打
・王 子:神鳥猛流(2ラン)、柴崎聖人(2ラン)
文:大島和人
第96回 都市対抗野球大会
【ハイライト動画】第10日 準々決勝 王子 vs. JFE東日本
大島 和人
1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty)
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