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野球 コラム 2025年9月4日

【ハイライト動画あり】日本生命、2試合連続のタイブレーク突入。延長13回でJFE西日本にサヨナラ勝ち。都市対抗野球大会

野球好きコラム by 大島 和人
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日本生命vs.JFE西日本

第96回都市対抗野球大会は、昨日の第1試合から2回戦に入っている。9月4日(木)は大会8日目で第1試合は日本生命(近畿第2代表/大阪市)とJFE西日本(中国第2代表/福山市・倉敷市)の対戦だった。なお、日本生命は西濃運輸、JFE西日本はHonda鈴鹿を下しての勝ち上がりだ。

日本生命は1回裏、3番・高田幸汰が一死2塁からセンター前に渋く落とすタイムリー二塁打を放ち、1点を先制する。その後は両先発投手が好投。日本生命は先発を任された左腕・藤井基が5回を零封。JFE西日本の右腕・長野健大も、2回以降は無失点投球を続ける。

JFE西日本は7回表、6番・篠原翔太が無死からレフトにソロ本塁打を打ち込み同点に追いついた。1回戦も途中出場2安打を放った篠原は、2試合連続の本塁打だ。試合は1-1で決着つかず。10回からタイブレークに入った。攻撃が継続打順で、無死1・2塁からのスタートする仕組みだ。

10回の表裏は両チーム無得点で結着つかず。JFE西日本は11回表、一死1・3塁から4番・綿屋樹がレフトに犠牲フライを打ち、1点を勝ち越す。日本生命もその裏、5番・山田健太が一死2・3塁からレフト前にタイムリー安打。

だが、6番・木倉朋輝の初球スクイズは失敗し、7番・早野僚馬も凡退して同点どまり。試合は日本生命にとって1回戦に続く「トリプルタイブレーク」の12回に入った。

JFE西日本は12回表、一死2・3塁から7番・河内愛哉がライト前、8番・永山裕真はセンター前にタイムリー安打を放ち、2点を勝ち越す。

日本生命は12回裏、バントと四球で一死満塁のチャンスを作ると、1番・中津大和がライト前に2点タイムリー安打を放ち、4-4の同点。しかし、続く一死満塁のチャンスはものにできず、4度目のタイブレークに突入する。

JFE西日本は13回表、2番・上西嵐満が一死2・3塁からセンター前にタイムリー安打。しかし、この1点どまりだった。

日本生命は13回裏、7番・西岡武蔵が一死満塁から中越えのタイムリー2点サヨナラ打を放ち、6-5と逆転。3時間46分の激闘は「クアドルプルタイブレーク」の末に決着。

日本生命は先発の藤井、西岡と、三菱重工Westから補強された選手の活躍もありベスト8入りを決めている。

◆試合結果 ※延長13回タイブレーク
JFE西|0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 2 1 |5
日本生命|1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 2 2X|6

◆投手
・JFE西:長野健大、筒井恒匡、尾田恭平、山久碧生、西野知輝
・日本生命;藤井 基、真野凜風、武次春哉、高木寛斗、齋藤礼二

◆本塁打
・JFE西:篠原翔太(ソロ)

文:大島和人

第96回 都市対抗野球大会

【ハイライト動画】第8日 2回戦 日本生命 vs. JFE西日本

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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