【ハイライト動画あり】NTT西日本がベスト8に一番乗り、補強選手の活躍でJR東日本に逆転勝利。都市対抗野球大会

NTT西日本 vs. JR東日本

第96回都市対抗野球大会は第7日。9月3日（水）から2回戦に突入した。第1試合は開幕戦で前回王者の三菱重工Eastを、阪神でプレー経験のある北條史也（三菱重工Westからの補強選手）の決勝2ランで破ったNTT西日本（大阪市）と、逆転3度の打撃戦を制し、東芝にサヨナラ勝ちしたJR東日本（東京都）の対戦となった。

序盤はJR東日本が本塁打攻勢でリードを奪う。先発の森畑侑大が、初回のNTT西日本の攻撃をわずか6球、三者凡退で退ける上々の立ち上がりを見せると、JR東日本は二死3塁のチャンスを作ると、4番・高橋隆慶がレフトへタイムリー。続く、5番・菅田大介はライトへ2ランを放ち、3点をリードする。

さらにJR東日本は9番・小藤翼がソロ本塁打を放ち、NTT西日本先発の高井駿丞を降板に追い込んだ。この後もJR東日本は一死2・3塁とチャンスを迎えるが、ここは2番手の田村孝之介が踏ん張り、得点を許さず。

NTT西日本の反撃は4回表。3本のヒットで無死満塁とすると、4番・山田峻士の犠牲フライと、日本新薬から補強した5番・濱田竜之祐の適時打で2点を返す。さらに5回には、二死から2本のヒットと四球で満塁のチャンスを迎えると、4番・山田、5番・濱田の連続タイムリーで3点を加え、試合をひっくり返した。

NTT西日本は3番手で登板した、こちらも日本新薬からの補強選手・遠藤慎也が、3回からの4回1/3を3安打5奪三振の無失点と好投。その後もリリーフ陣が踏ん張り、5-4で勝利。1回戦に続き、補強選手が活躍したNTT西日本がベスト8進出一番乗りを果たした。

◆試合結果
NTT西日本｜0 0 0 2 3 0 0 0 0｜5
JR東日本 ｜3 1 0 0 0 0 0 0 0｜4

◆投手
・NTT西日本：高井駿丞、田村孝之介、遠藤慎也、渡邉友哉、大江克哉
・JR東日本 ：森畑侑大、児玉悠紀、古谷龍之介、西田光汰、堀　誠

◆本塁打
・JR東日本：菅田大介（2ラン）、小藤翼（ソロ）