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パナソニックvs.王子
第96回都市対抗野球大会は5日目を迎え、9月1日(月)の第1試合は、2年ぶり57回目と歴代2番目に多い出場回数を誇り、準優勝1回を経験しているパナソニック(門真市)と、3年連続20回目の出場で優勝1回を誇る王子(春日井市)が対戦した。
両先発投手ともにピンチに動じない落ち着いた立ち上がりをみせ、後攻の王子は先発右腕の九谷瑠が二死から三塁打を許すも、後続を三振に打ち取り事なきを得る。一方、パナソニック先発の柿本晟弥は、単打と盗塁で無死二塁と初回にいきなりピンチを迎えるも、その後は打者3人を連続して退け、無失点でダグアウトへ引き上げる。
試合が動いたのは5回。王子はそれまで好投していた柿本に対し、二死走者なしの場面で9番・前田滉平がカウント1-0からの速球を完璧に捉え、右翼スタンドへと消える先制のソロ本塁打を放って試合の主導権を握る。
これに対しパナソニックは直後の6回、九谷を攻略し、単打2本と四球で一死満塁のチャンスを作ると、7番・浦和博が走者一掃の適時三塁打を放って3-1と、一気に逆転に成功する。
この後、パナソニックの柿本は7回107球を投げ、8奪三振2四死球の快投でブルペンへバトンを渡すと、代わってマウンドに上がった齋藤弘志は8回を三者凡退に抑える。
しかし、2点を追う王子は9回、単打と二塁打で無死2・3塁と、単打でも同点という状況を作って相手2番手の齋藤をマウンドから引きずり下ろすと、3番手の榎本亮に対し、二死から8番・細川勝平がセンター前へ弾き返すと、これはが2点適時打となり、試合を土壇場で振り出しに戻す。
タイブレーク方式の延長戦へ突入した試合は、パナソニックが10回の攻撃で、3つの押し出しで3点を加えるも、その裏の攻撃で王子が4点を奪う反撃を見せ、サヨナラでゲームセット。終盤の激闘を制した王子が7-6で勝利し、2回戦へと駒を進めた。
◆試合結果 ※延長10回タイブレーク
パナ|0 0 0 0 0 3 0 0 0 3 |6
王子|0 0 0 0 1 0 0 0 2 4X|7
◆投手
・パナ:柿本晟弥、齋藤弘志、榎本 亮、定本拓真
・王子:九谷 瑠、柳橋巧人、宮崎隼輔、樋口 新、浅井佑介
◆本塁打
・王子:前田滉平(ソロ)
第96回 都市対抗野球大会
【ハイライト動画】第5日 1回戦 王子 vs. パナソニック
J SPORTS 編集部
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