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ダルビッシュ有(パドレス)
パドレスのダルビッシュ有は現地8月22日(日本時間23日)、本拠地『ペトコ・パーク』でのドジャース戦に先発登板すると、6回74球を投げ、1安打1失点、5奪三振1四球と圧倒的な内容で強力打線を抑えるクオリティスタートを達成。
同地区のライバルに4失点を喫した前回登板からのバウンスバックを果たすとともに、今季3勝目(3敗)を挙げた。試合はパドレスが2-1で勝利し、ナ・リーグ西地区はドジャースとパドレスが同率で並び、直接対決の結果でわずかにドジャースが上回る状況となった。
◆試合結果
ドジャース|0 0 1 0 0 0 0 0 0|1
パドレス |0 0 0 2 0 0 0 0 X|2
現地紙『サンディエゴ・ユニオントリビューン』は試合後、電子版に掲載した速報記事の冒頭で、「これこそパドレスが、ユウ・ダルビッシュに、シーズンの大部分の戦線離脱を容認した理由である」と前置き。
その上で、「これがパドレスのプレースタイルだ」「今回は先週ロサンゼルスにてドジャースと対戦した時より、パドレスにとって物事が上首尾に運んだ」「パドレスは金曜夜に、ペトコパークにて2-1の勝利を収めたことで、再びナショナルリーグ西地区の首位に並んだ」と続けた。
そして、「この勝利は肘に故障を抱えていた39歳の投手が可能にした、小気味よい野球によってもたらされ、パドレスに2人いるうちの片方のクローザーの素晴らしい守備、そしてもう1人のクローザーによって文字通り救われたものだった」と伝えた。
一方、『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は、試合後に投稿した速報記事の中で、この日のベテラン右腕について、「素晴らしい投球を見せたダルビッシュは、相手の安打を3回にアレックス・フリーランドが、右翼ポール際ギリギリのところへ放った本塁打1本に抑えた。
それ以外で彼が許した走者は、四球と死球による2人のみだった」と振り返った上で、「ダルビッシュは74球で降板したが、別の夜であれば、7回もマウンドに上がっていたであろう」とした。
また、「しかし、この週末はナ・リーグ西地区の首位がかかっていることに加え、パドレスはリーグ屈指のリリーバーたちを擁しているのである。今回は彼らを起用する上で、ちょうどよいタイミングを得ていたと言えよう」と伝えている。
J SPORTS 編集部
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