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野球 コラム 2025年7月25日

ダルビッシュ有、4回途中8安打8失点で敗戦投手。今後、パドレスのトレード戦略に影響を与える可能性も

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ダルビッシュ有(パドレス)

パドレスのダルビッシュ有は現地7月24日、敵地『ブッシュ・スタジアム』でのカージナルス戦に今季初勝利を期して先発登板するも、2回に2本の3ランホーマーを被弾するなど、3回1/3を投げ、8安打8失点、3奪三振2四球で降板し、今季3敗目を喫した。試合はパドレスが7-9で敗れている。

◆試合結果
パドレス  |2 0 3 0 2 0 0 0 0|7
カージナルス|1 6 0 1 0 1 0 0 X|9

『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は試合後、「ダルビッシュの苦戦により、トレードデッドラインのニーズに注目が集まる」と題した記事を投稿。

その冒頭で、「ユウ・ダルビッシュはトレードデッドライン前にもう一度、先発登板する予定となっており、来週前半の『ペトコ・パーク』でのメッツ戦がそれに当たるが、これは重要な試合となる」と前置き。

その上で、「それはダルビッシュに関わる、トレードの動きの可能性が出ているからではない。彼がどこかへ移籍することはない。ただし、ダルビッシュのパフォーマンスが、パドレスのトレード戦略にどのような影響を与えるかを考慮すると、彼が次に登板する際は、注目すべき点がたくさんあることだろう」と伝えた。

続けて、記事では試合結果について簡単に触れつつ、「ベテラン右腕は3回1/3を投げて8失点を喫し、6失点した2回には、ブレンダン・ドノバンと、ウィルソン・コントレラスに3ラン弾を許した」。

「彼は69球しか投げなかった。試合後、ダルビッシュは体調は良好であり、肘にも問題はないことを明言した」とした。

そして、「ダルビッシュにはある程度、寛容さを示すべきだ。彼は回復の最終局面でのリハビリ登板を経ておらず、シングルAの打者に対する実戦形式の投球をするに止まったのである。また、彼はメジャー復帰にあたり、完全なビルドアップを終えたわけでもなかった」。

「しかし、ダルビッシュには、それらを言い訳にするつもりは一切ない」とし、続けて「パドレスは、ダルビッシュがまだ順応段階であり、リーグの他の選手たちがシーズン中盤の状態にあるのに比べ、彼がまだスプリングトレーニング終盤に近い状態にあることには、望みを持てる」としつつ、「とは言え、結果、特に強烈な打球は無視できない」と、懸念点を指摘した。

記事によると、この日のベテラン右腕の大量失点について、マイク・シルト監督は、「今夜は、2ストライクを取るとこまではかなり良くやっていた。ただ、彼は2ストラクでミスを犯した。あまりに多くのミスを犯し、そのツケを払わされたんだ」と述べたとのこと。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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