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大谷翔平(ドジャース)
二刀流スターが初回に『二刀流劇場』で球場を沸かせた。
ドジャースの大谷翔平は現地7月21日(日本時間22日)、本拠地『ドジャー・スタジアム』でのツインズ戦に「2番・投手兼指名打者」で先発出場すると、初回のマウンドでは、投手復帰後、初被弾を喫するも、直後の攻撃で逆転の2ラン本塁打を放って自らを援護した。
結局、投手・大谷は3回46球を投げ、4安打1失点、3奪三振1四球で降板。打者としては4打数1安打ながら、今季35号本塁打により、ナ・リーグ首位のエウヘニオ・スアレスとの差を1本とした。試合はドジャースが5-2で勝利し、連敗脱出に成功している。
◆試合結果
ツインズ |1 0 0 0 0 0 0 0 1|2
ドジャース|2 0 0 1 0 1 1 0 X|5
アメリカの『ヤフー・スポーツ』は試合後に掲載したレポート記事の冒頭で、「ショウヘイ・オオタニは月曜の夜に、彼にしかできない方法で完璧なバウンスバックを果たした」と前置き。
「オオタニは、ドジャースがミネソタ・ツインズに5-2で勝利した月曜の試合で、オールスターブレーク以降では初となるマウンド復帰を果たした。オオタニはドジャースタジアムでの試合開始直後に本塁打を喫したものの、2回にマウンドへ戻るまでの間に、自らしっかりとリードを奪い返すことに成功した」とした。
その上で、「オオタニはこの試合先頭のムーキー・ベッツが四球を選んだ直後、センターへ2ランホームランを放った。彼にとって、これは今季35号だった」と伝えた。
一方、『MLB.com』でドジャースを担当するソニア・チェン記者は、試合後に投稿した速報記事の冒頭で、「1点許すも直後に一打逆転」と書き出し。
続けて、「ショウヘイ・オオタニは月曜夜に5-2で勝利したツインズ戦において、初回の柵越えの両方に関わった。バイロン・バクストンに先頭打者本塁打を浴びた直後、センター後方へ推定飛距離441フィート(134.4m)の2ランを放ったのである」と伝えた。
記事によると、「それまで、1979年5月17日にフィリーズのランディ・ラーチがカブス戦で記録して以来、初回に本塁打を打たれつつ、初回に自ら本塁打を放った投手はいなかった」とのこと。
また、同記者は「オオタニは投手として初回にキャリア通算5本塁打を放っているが、メジャーリーグ史上、初回に2本以上の本塁打を放った投手は彼以外では皆無だ」とも伝えている。
J SPORTS 編集部
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