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千賀滉大(メッツ)
メッツの千賀滉大は現地7月11日(日本時間12日)、敵地『カウフマン・スタジアム』でのロイヤルズ戦に約1ヶ月ぶりの先発登板を果たすと、4回67球を投げて4安打無失点、4奪三振2四球と好投し、復帰戦でチームに貢献した。試合はメッツが8-3で勝利し、日本人右腕には勝敗はつかなかった。
◆試合結果
NYメッツ|0 0 1 0 0 0 0 3 4|8
ロイヤルズ|0 0 0 0 0 1 2 0 0|3
現地局『CBSスポーツ』は試合後、「メッツのコウダイ・センガは復帰戦で鋭さを見せる」と題した記事を掲載し、その中で、「センガは6月12日以来となるメジャーでの先発登板を果たしたが、これまでリハビリ登板は1度のみだったため、4回67球を投げるに留まった」とした。
その上で、「それでも32歳は復帰戦で鋭さを見せ、今季先発14試合目で7度目の無失点投球を披露。今季、彼はこれまで3失点以上を喫したことは1度もない。右腕は健康状態が万全であれば、球界屈指の投手の1人であり、これまで78回2/3を投げて防御率を1.39としている」と伝えた。
一方、現地の『ニューズ・デイ』は試合後、電子版に掲載したレポート記事の中で、この日の右腕について、「球数制限のあったセンガは、立ち上がりからの3イニングは走者を出しながらも無失点に抑えると、4回は三者凡退に打ち取った」と振り返った。
そして、「彼は4安打2四球を許すも、4奪三振をマークし、67球を投げ、ストライクはうち42球だった」とし、続けて「球速は若干落ちていたものの、得意のゴーストフォークで空振りは奪った。奪った三振は全て空振り三振であり、4奪三振のうち、3三振はフォークボールで仕留めた物だった」と伝えている。
また、現地局『SNY』は電子版に、復帰戦での千賀の好投を伝える記事を掲載し、投球制限はあったものの、「それでもセンガは4回を投げて、素晴らしい投球を見せた」と評した。
カルロス・メンドーザ監督は「彼はとても良かったと思う。初回に相手はすぐさま彼を攻め、無死2・3塁としたが、彼はあそこを切り抜けた。速球は勢いがあったと思うし、スプリットはとても良く、ボール球に手を出させていた」。
「カッターもスライダーも全てが良かった。彼は全く動揺していないようだったし、それはオールスターブレークへ向けて、本当に良い兆候だ」とのコメントを掲載している。
J SPORTS 編集部
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