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菊池雄星(エンジェルス)
アナハイムのベテラン日本人左腕が、出色のパフォーマンスでチームの借金完済に貢献した。
エンジェルスの菊池雄星は現地6月25日(日本時間26日)、本拠地『エンジェル・スタジアム』でのレッドソック戦に今季3勝目を期して先発登板すると、7回105球を投げ、3安打2失点(自責0)、12奪三振1四球と、ハイクオリティスタートを達成する快投でチームによる5-2の勝利を呼び込んだ。
これでエンジェルスは今季の折り返しを目前に、成績を40勝40敗の五分に戻すことに成功。左腕は今季の防御率をア・リーグ8位の2.79に向上させた。
◆試合結果
Rソックス|2 0 0 0 0 0 0 0 0|2
エンゼルス|0 0 0 2 2 1 0 0 X|5
『AP通信』は試合後、電子版に掲載した菊池の好投と、エンジェルスによるシリーズのスイープを伝えた記事の中で、ベテラン左腕の立ち上がりについて、「キクチ(3勝6敗)は31球を要した不安定な初回に2安打1四球を与えたのに対し、遊撃手のスコット・キンガリーの失策に乗じて攻撃したレッドソックスは、二死満塁からトレバー・ストーリーによる単打で自責の付かない2点を奪った」と振り返った。
しかし、「34歳の日本人左腕はそこから立ち直り、その後の6回にわたり、ボストンを1安打無四球に抑えた。キクチは2回と5回を3者連続三振で終わらせると、4回、6回、そして7回もレッドソックスを三者凡退に打ち取った」と、その後の快投について詳述した。
一方、『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンジャー記者は試合後に投稿した速報記事の冒頭で、「水曜の午後、レッドソックスを相手に左腕のユウセイ・キクチが最高の投球を見せた」と前置き。
その上で、左腕の快投について伝え、防御率をメジャーの先発投手全体で13位、ア・リーグで8位の2.79としたことから、オールスターゲーム出場の可能性について指摘した。
さらに同記者は、「レッドソックスに対し、奪空振りマシーンと化したキクチは、シーズンハイとなる20の空振りを誘発した」と伝えた。
そして、「彼は変化球を多投し、投じた105球のうち、速球26球に対し、31球はカーブで34球はスライダーだった。彼はスライダーで8度、カーブで5度、フォーシームで4度、そしてチェンジアップで3度空振りを奪った」。
「奪った12三振のうち、6度はスライダー、3度はカーブ、2度はチェンジアップ、そして1度は速球が決め球となった」と、菊池が奪った三振や空振りの球種について伝えている。
J SPORTS 編集部
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