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菅野智之(オリオールズ)
オリオールズの菅野智之は現地5月21日(日本時間22日)、敵地『アメリカンファミリー・フィールド』でのブルワーズ戦にチームの連敗ストップを期して先発登板すると、6回88球を投げ、5安打2失点、3奪三振1四球と、クオリティ・スタート達成の好投できっちりと自らの役目を果たした。
試合は延長11回、アドリー・ラッチマンの3ランなどで勝ち越したオリオールズが、8-4で勝利し、今季最長だった連敗を8で止めた。菅野に勝敗はつかなかったが、日本人オールドルーキー右腕が、またもチームの連敗脱出に貢献することとなった。
◆試合結果
オリオールズ|0 1 0 0 0 2 0 1 4|8
ブルワーズ |0 0 1 1 0 0 1 1 0|4
現地紙『ボルティモア・サン』は試合後、電子版に掲載したレポート記事の中で、この日の右腕について、「スガノはMLB初年度の素晴らしいスタートを継続させ、6回2失点で、直近7試合で5度目のクオリティ・スタートを達成した」とした。
その上で、「今月のロサンゼルス・エンジェルス戦で、自身今季最高の先発登板でチームの連敗を5で止めるなど、すでに連敗ストッパーとしての役割を果たしていた35歳のルーキーは、今回も十分な長さを十分な効率で投げ切り、攻撃陣に反撃のチャンスを与えた」と伝えている。
なお、『MLB.com』は現地21日付で今季最初の新人王模擬投票の結果を発表しており、菅野はアメリカンリーグで5位に入っている。
この模擬投票は、過日紹介したサイ・ヤング賞の模擬投票と同様のシステムで行われたもので、今回はMLB.comの専門家34人による投票で行われ、1位票から5位票にかけて与えられた、5点から1点の得点を合算してランキングを計上している。
投票結果を発表した記事では、1位票なしの5位に入ったオリオールズの日本人右腕について、「2025年のオリオールズはほとんどのことが上手く行っていないが、スガノのパフォーマンスは間違いなくハイライトとなっている」とした。
そして、「右腕は9試合に先発し、防御率3.08をマーク(ア・リーグのルーキーでは3位の数字)しており、6試合は対戦相手を2点以内に押さえている。彼のWHIP 1.03はア・リーグのルーキーではトップクラスだ」としている。
現地21日のブルワーズ戦は、菅野にとって今季10度目の先発登板であり、試合後の右腕の防御率は3.07とわずかに向上している。
ちなみに、今回の模擬投票でア・リーグ1位となったのは、アスレチックスのジェイコブ・ウィルソン(打率.341、5本塁打、26打点)で、1位票は31票と、現状、ア・リーグの新人王争いはウィルソンの独走状態となっている。
J SPORTS 編集部
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