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菊池雄星(エンジェルス)
エンジェルスの菊池雄星は現地4月26日、今季初白星を期して敵地『ターゲット・フィールド』でのツインズ戦に先発登板するも、2回0/3を投げ、9安打4失点と役目を果たせずにノックアウトとなり、今季4敗目を喫した。試合はツインズが5-1で勝利。この日の左腕は4四球に対し、奪三振は1つもなく、これで防御率は4.31に悪化した。
◆試合結果
エンゼルス|0 0 1 0 0 0 0 0 0|1
ツインズ |3 1 0 0 0 1 0 0 X|5
現地スポーツニュースサイトの『ザ・スポーティングトリビューン』は試合後、「エンジェルスはまたしても投手による序盤の乱調でツインズに2連敗」と題した記事を掲載し、その中で精彩を欠いた試合序盤の菊池について触れた。
その上で、「結局、33歳は3回に一死も奪えず降板に。彼のこの日の最終的な数字は、2回を投げて、9安打で自責4となった。これで彼は0勝4敗、防御率4.31としたが、ヘイローズ(註:エンジェルスの愛称)によるオフシーズン最大のピッチング面での補強は、これまでのところ、期待していたようなスタートを切ることができていない」と伝えている。
現地紙『オレンジカウンティ・レジスター』も同様の論調でエンジェルスの敗戦を報じており、同日付で電子版に「ユウセイ・キクチが敗れたツインズ戦で苦しむエンジェルス先発投手陣の最新例に」と題した記事を掲載。
その冒頭で、「今週、エンジェルスは敗北の方程式に新たな要素を加えた」と前置きし、「2週間以上続いている打撃不振に加え、今度は先発ローテンションが苦闘しているのである」とした上で、「開幕投手のユウセイ・キクチは、土曜にエンジェルスがミネソタ・ツインズに5-1で敗れた試合で、単打9本を打たれて4失点を喫した」と伝えた。
記事ではこの日の左腕について、「キクチによる悪い1日は、ツインズが左腕に対する打率を.157としてこの試合に臨み、キクチが被打率を.217としていたことから、驚きの結果だった」とした。
その上で、「キクチが単純に、何度かの失投でフェンスの向こう側に打球を運ばれていたのだったら、ツインズ打線が単打の連発で彼を打ち負かしたよりも、理に適っていただろう。ツインズはキクチから長打を1本も打たなかった」としつつ、「そのうちの幾つかは、良い場所へのゴロだったが、うち5球は打球初速が時速100マイル(160.9キロ)を超えていた」と伝えた。
記事によると、試合後にロン・ワシントン監督は菊池について、「あまり良くなかった。彼がストライクゾーンを突いたとき、相手はインプレーに打ち返した。彼がストライクゾーンを外したとき、相手はインプレーに打ち返した。ストライクゾーンから外れた投球も、何度か打ち返され、守備の穴を抜けていった。とにかく、今日は彼の日ではなかった」と述べている。
J SPORTS 編集部
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