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今永昇太(カブス)
カブスの今永昇太は現地3月29日(日本時間30日)、敵地チェイスフィールドでのダイヤモンドバックス戦に先発登板。
7回91球を投げ、3安打1失点、4奪三振2四球と圧倒的なパフォーマンスでチームを勝利に導き、自身も今季初勝利を挙げた。試合は新戦力の主砲、カイル・タッカーに今季初本塁打の飛び出したカブスが、4-3で接戦をものにした。
◆試合結果
カ ブ ス|0 0 0 1 2 0 1 0 0|4
Dバックス|0 1 0 0 0 0 0 0 2|3
現地紙『シカゴ・サンタイムズ』は試合後、電子版に「カブスのショウタ・イマナガが、4-3で勝利したダイヤモンドバックス戦で『見事』な投球」と題した試合の速報記事を掲載。
その冒頭で、左腕のこの日の登板について、「カブスの左腕、ショウタ・イマナガは左翼手のイアン・ハップが、イニングを終わらせるフライを捕球するのを見届けると天を指差した」。
「カブスがダイヤモンドバックスに4-3で勝利した試合で、イマナガは6回を楽々と投げ終えたところだった」とした上で、「その後、彼は次の回もマウンドに上がり、この夜の登板を7回3安打1失点で締め括った」と伝えた。
続けて記事では、東京シリーズからこの日の登板にかけてのインターバルについて、「イマナガの登板間隔は10日間あり、3月18日の東京での開幕戦で先発して以降、スプリングトレーニングでは先発せずに、ブルペンセッションでのみ投球を行った」。
「カウンセル監督は、このアプローチについて疲労が原因であり、イマナガはケガをしていたわけではなかったことを強調した」とし、「日本では登板する役目に加え、母国でカブスの一員としてプレーするイマナガには、メディア対応やアンバサダーとしての仕事が急増していた」と振り返った。
その上で、「土曜に登板した彼はシャープだった。2回に連続四球を与えて以降は、走者を3人しか出さず、うち1人はルーキー三塁手、マット・ショウのエラーによるものだった」とこの日の左腕の好投を要約した。
記事によると、クレイグ・カウンセル監督は今永の好投について、「彼は序盤のイニングでは、良くエネルギーをコントロールしていたと思う。そして、終盤の速球は初回と同じくらい良かった。とにかく見事なパフォーマンスだった」と賛辞を送ったとのこと。
投打のスター選手が存在感を示したカブスは、このシリーズ2勝1敗と白星を先行させ、シリーズ最終戦に臨むこととなった。
J SPORTS 編集部
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